俳優業からの引退を表明していた92歳の名優マイケル・ケインが、ヴィン・ディーゼル主演の『ラスト・ウィッチ・ハンター2』で、カムバックを果たすことになりそうだ。

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 本作は、2015年に公開されたブレック・アイズナー監督によるアクションファンタジーの続編。

マイケルは、不老不死の呪いをかけられた魔女ハンター(ヴィン)の相棒、ドーランを演じた。Varietyによると、ライオンズゲートとヴィンの製作会社ワン・レース・フィルムズによって、続編の準備が急ピッチで進められており、マイケルの同役復帰に向けて、出演交渉が行われているようだ。

 ヴィンの肝いり作品として公開されたオリジナル映画は、北米での興行収入は振るわなかったものの、海外で1億1900万ドルのヒットを記録。その後、配信でも順調に支持を獲得し、Netflixで今年最も視聴された映画の1つとなった。これが功を奏し、10年のブランクを経ての続編製作に繋がったものとみられる。

 マイケルは、90歳だった2023年、オリヴァー・パーカー監督作『2度目のはなればなれ』のプロモーション中に、俳優業から引退することを発表。実現すれば、同作品以来の長編映画出演となる。

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