声優の戸谷菊之介が15日、都内で行われた劇場版『チェンソーマン レゼ篇』ワールドプレミアに、楠木ともり、坂田将吾、上田麗奈と共に出席。本作の見どころを明かした。
【写真】レゼを演じた上田麗奈
原作はシリーズ累計発行部数3000万部を突破し、現在「少年ジャンプ+」(集英社)で人気連載中の漫画『チェンソーマン』。2022年にTVシリーズが放送され、世界中で高い評価を獲得した。今回はファンからの人気も厚く、TVシリーズの最終回からつながる物語【エピソード“レゼ篇”】が映画化。主人公・デンジが偶然出会った少女・レゼに翻弄されながら予測不能な運命へと突き進む物語が、疾走感あふれるバトルアクションと共に描かれる。
デンジ役の戸谷は、本作を見た感想を「レゼ篇の一番の魅力と言ってもいいアクションシーンがとんでもなかったですよね!?」と口にし「アクションシーンをちゃんと目を追いたいんだけど、アトラクションみたいに通り過ぎていくワクワクする感じが、見ていてすごく興奮しました。見ていてすごく楽しかった」と興奮気味に告白。さらに戸谷は「レゼかわいかったですねぇ…。マジでかわいい。ずっとかわいかった」とレゼの魅力を口にした。
戸谷はレゼとのシーンについて「レゼがすごく引っ張ってくれていた。お芝居的にも役柄的にも、レゼについていこうじゃないですけど、窺ってやっていたという感じだった」と振り返り「本当にちゃんとデンジのことを振り回してくれるレゼだったので、それがすごくやりやすかったですし、自然体でやることができました」としみじみ。レゼ役の上田は「そんなふうに言っていただいてすごく救われるような思い」とほほ笑んだ。
上田は「デンジに対してはグイグイ行く感じとディレクションでも言っていただいていたので、静かに入っていくというよりは、屈託なくグイグイと迫っていく感じ」と説明し、その中でも裏表がなく、純粋にかわいらしく映るようにということを意識したとコメント。戸谷は「めちゃくちゃかわいかったし、振り回されましたねぇ」と目を細めた。
映画化を聞いたときの気持ちを楠木は「私はアニメのときからスタッフさんに『レゼ篇どうなんですか?』って、バカなふりして聞いてたんですよ」と明かし、「けど、ずっとはぐらかされていて。私は劇場で見たいな、と思っていたので、一瞬夢かな?と思うぐらい。願望が叶ったぞ!って思って。最初はいちファンとして映画館で観られる喜びが込み上げてきました」とニッコリ。続けて「その後に『わ、私演じるんだ!』って思って」と笑い、「そこから演じることに対する楽しみも徐々に湧いてきました」とファン同様に公開を楽しみにしていたと話していた。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は、9月19日より公開。