映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』を巡り、ブレイク・ライヴリーと泥沼係争中のジャスティン・バルドーニ。自身の訴えが退けられたうえ、新たなハラスメント疑惑が浮上するなど、苦戦が伝えられるなか、性的人身売買などで逮捕・訴追されたショーン・コムズの弁護士を新たに雇ったようだ。



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 Peopleによると、ショーン・コムズや、FTXの創業者で後に詐欺罪で逮捕されたサム・バンクマン・フリードらを顧客に持つ刑事弁護士アレクサンドラ・シャピロが、先週ニューヨークの裁判所に出廷通知書を提出し、バルドーニの弁護団に加わったことが分かったそう。彼女は、ニューヨーク南部地区連邦検事局の元検事で、ニューヨークを拠点に、全米で注目を集める裁判を扱っているそうだ。

 「フリークオフ」と呼ばれるドラッグ漬けのセックスパーティーを主催したとして訴追されていたコムズは、5月から8週にわたって行われた刑事裁判が6月に結審し、売春に関与した罪2件で有罪、より刑罰の重い性的人身売買や組織犯罪の罪については無罪の判決が下され、終身刑を免れた。コムズは拳を上げて喜び、家族らも涙を流したと伝えられる。

 バルドーニとライヴリーの訴訟は、昨年12月31日に映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』撮影中のセクハラと、この事実を隠蔽するべく中傷キャンペーンを展開したとして、ライヴリーがバルドーニを訴えたことに端を発したもの。これを否定するバルドーニは1月に入り、ブレイクと夫のライアン・レイノルズを相手取り、名誉棄損と恐喝で反訴したが、6月に棄却された。両者間で和解する可能性は低いと見られており、裁判は2026年3月9日にニューヨーク市の連邦裁判所で開かれる予定。

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