浜辺美波とSnow Man・目黒蓮がダブル主演する映画『ほどなく、お別れです』より、新キャストとして志田未来と渡邊圭祐が発表された。最愛の娘を早くに亡くし、葬儀を執り行う夫婦を演じる。【写真】志田未来のナチュラルな魅力あふれるインスタに「女神ですね」 「小学館文庫小説賞」の大賞受賞作で、現在累計40万部を突破している長月天音の「ほどなく、お別れです」シリーズ(小学館文庫刊)を実写映画化。就職活動に全敗し途方に暮れる中、とあるきっかけで葬儀会社にインターンとして就職した清水美空(浜辺美波)と、そんな彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナー・漆原礼二(目黒蓮)がタッグを組み、“最高の葬儀”を目指す物語だ。 今回解禁となったのは、美空と漆原が葬儀を担当する、愛娘を亡くした夫婦。幼い娘の死に現実を受け入れられずにいる母・久保田理恵役を演じるのは志田未来。愛しい娘を失い、抱えきれないほどの大きな悲しみに囚われる姿を熱演する。クランクアップ時は「シリアスなシーンが多く、一つ一つ緊張感をもって取り組んでいたため、いまは無事に撮影を終えて良かったなという気持ちでいっぱいです」と、どこかほっとしたような笑顔で語った。「“人の死”を扱う作品のため、どのように演じればいいのか、不安やプレッシャーはありましたが、短い撮影期間の中で、理恵の娘の死を受け入れられないところから始まる心境の変化をしっかり見せられるよう、意識して演じました。本作は、悲しいこと以上に人の温かさや愛をとても感じられる作品だなと思います。ぜひ大切な人と一緒に観ていただきたいです」と、コメントを寄せている。 そして、娘に先立たれ悲しみの中にありながらも、懸命に理恵を支える夫・久保田宏之役を演じるのは渡邊圭祐。初挑戦となる父親役で、幼い娘を亡くし悲痛な思いを抱える中、悲しみに暮れる妻に寄り添い励ます難しい役どころに挑んだ渡邊は、「連日、胸が締め付けられる想いでした。撮影中は志田さんが醸し出す空気感に素直に身をゆだね、感情のままに、夫として、そして父として、間で揺れ動くようなイメージで演じました。実は、こんなにも脚本で泣いた作品は初めてで、読み終えるまでに3日かかりました。脚本の段階でこれほど心を揺さぶられたのですから、映像はさらに素晴らしいものになっていると思います。誰もがいつか経験するテーマだからこそ、映画館で感情のままに観て、何かを感じ取っていただけたら嬉しいです。見どころは、観てくださる方それぞれの心に響く部分にあると思います」と、撮影中の苦悩をにじませながらも、作品への深い想いを語っている。 映画『ほどなく、お別れです』は、2026年2月6日全国公開。