1987年に行われたプリンスの伝説的ライブを記録した映画『プリンス:サイン・オブ・ザ・タイムズ』が、11月14日から20日までの1週間限定で、日本全国のIMAX(R)シアターにて上映されることが決定した。さらに、11月3日から10日までの期間、TOHOシネマズ 日比谷限定で先行上映される。



【動画】プリンス史上初のIMAX上映決定 『プリンス:サイン・オブ・ザ・タイムズ』予告編

 プリンス没後まもなく10年を迎える2025年、欧米では8月29日から1週間限定でIMAX上映され、ファンを中心に熱狂を巻き起こした話題の映画が、ついに日本でも11月に緊急公開されることが決定した。

 近年、伝説的アーティストによるライブ映画のIMAXリマスター版公開が盛況を見せている。2022年公開の『ザ・ビートルズ GET BACK:ルーフトップ・コンサート』(ザ・ビートルズ)、2023年公開の『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』(デヴィッド・ボウイ)、2024年公開の『ストップ・メイキング・センス』(トーキング・ヘッズ)、『QUEEN ROCK MONTREAL』(クイーン)などがスマッシュヒットを記録してきた。そしていよいよ、“至高の天才”プリンスもその仲間入りを果たすことになる。

 今回、待望のIMAX上映が決定した本作は、ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選で、プリンス個人名義として最高位の45位にランクインした名盤『サイン・オブ・ザ・タイムズ』を引っさげて製作された。プリンス自身が監督・出演し、シーラ・E.らと共演する本作は、圧巻のライブ映像と映画的な演出、力強いビジュアル、ジャンルを超えたサウンドが融合し、絶頂期にあったプリンスの創造性を示す傑作として熱い支持を獲得。「If I Was Your Girlfriend」「Sign O’ The Times」「U Got The Look」(シーナ・イーストンとの大ヒットデュエット)など、数々の代表曲が披露され、その卓越した音楽性やステージ演出、スタイルが余すところなく映し出されている。

 今回のIMAX版では、独自のデジタル・メディア・リマスタリング(DMR)技術によって映像と音響を再構築。精緻なサラウンドオーディオと特別設計のシアター空間、極めて鮮明な映像によって、これまでにない臨場体験を実現した。伝説的なプリンスのパフォーマンスを、新しい没入型フォーマットで体感できる貴重な機会となる。公開された予告編からも、その迫力の一端をうかがうことができる。

 先んじて公開された欧米では、絶賛の嵐が巻き起こっている。
「プリンスのライブを生で観た人にとっては、この映画は懐かしさと感動の塊であり、観たことがない人にとっては『なぜ彼が唯一無二だったのか』を一瞬で理解できる貴重な映像体験」(ヴァラエティ誌)、「プリンスのカリスマ性が画面から飛び出してくるほどのインパクトがある。巨大なスクリーンと迫力の音響が完璧に調和し、まさにツアー・ド・フォース(圧倒的な力作)だ」(フォーブス誌)、「プリンスはIMAXで復活し、不滅となった彼のような存在は、もう二度と現れないだろう。でもここには、命そのもののような輝きで再び現れる彼がいる。IMAXが、彼を蘇らせた」(エンパイア誌)など、いずれも最高級の称賛が寄せられている。

 映画『プリンス:サイン・オブ・ザ・タイムズ』は、11月14日から20日までの1週間限定で全国のIMAX(R)公開、11月3日から10日までTOHOシネマズ 日比谷で先行上映。

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