齊藤京子が初主演する映画『恋愛裁判』より、劇中アイドルパフォーマンス姿を含む最新映像と本ビジュアルが解禁された。

【動画】主人公・真衣が憧れたアイドルの姿がそこに――映画『恋愛裁判』最新映像

 本作は、『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を受賞し、前作『LOVE LIFE』で第79回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に選出された深田晃司監督の最新作。

「元アイドルの女性に賠償命令」という新聞記事を目にした深田監督がその内容から着想を得て物語を作り上げ、構想から10年を経て結実した。

 日本のアイドル界でまことしやかにささやかれる「恋愛禁止ルール」。契約書に記載されたこのルールに反する行動をしたとして所属事務所から契約違反と訴えられ裁判へと発展した一人の女性アイドルの姿を描く。

 恋に落ちる人気アイドル・山岡真衣を演じるのは、元・日向坂46でセンターを務めた齊藤京子。真衣と禁断の恋におちる中学時代の同級生・間山敬役に倉悠貴。真衣の所属事務所チーフマネージャー・矢吹早耶役に唐田えりか。そして、山岡真衣に対し訴えを起こす所属事務所の社長・吉田光一役を津田健次郎が演じる。

 この度解禁された最新映像では、元・日向坂46のセンターを務めた経験を持つ齊藤が、劇中のアイドル姿を初披露。華やかな衣装を身にまとい、ステージ上でマイクを握る。ファンからの熱い歓声を浴びる姿は、まさに主人公・真衣が「子どもの頃から憧れていた」アイドル像そのもの。しかし、一転して恋をしたことで所属事務所から訴えられ、苦悶の表情を浮かべるシーンや、法廷で「自分の気持ちに嘘をつくのは嫌だった」と切実な思いを述べる場面、そして倉悠貴演じる間山敬との恋愛シーンなどが次々に映し出される。

 さらに、彼女を取り巻く人々がそれぞれの立場で語り出すことで、真衣の葛藤を通じて、観る者自身の心に潜む「正しさ」の基準を問いかけるような、短くも緊迫感あふれるサスペンスフルな仕上がりとなっている。
また、同時に解禁された本ビジュアルは、法廷に立つ山岡真衣の姿が写し出される。

 映画『恋愛裁判』は、2026年1月23日全国公開。

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