盲目の霊媒師が呪いの人形と共に未解決事件の闇に迫るサスペンスホラー映画『視える』より、予告編と新場面写真6点が解禁された。
【動画】映画『視える』予告編
本作は、2024年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映され、ミッドナイターズ部門(ホラーやスリラーなど深夜上映向け作品)にて観客賞を受賞。
物語の主人公は、盲目の霊能力者。彼女は、ゴーレムのように不気味な木製マネキンを通じて、殺された双子の姉の死の真相に迫っていく。罪の償いをテーマに据え、「目に見えない恐怖」を描くスタイルは、アリ・アスター監督の『へレディタリー/継承』(2018)を想起させるとの声も。
キャストには、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)でブライアン・メイを好演したグウィリム・リーが、ダニーの元夫・テッド役として出演。本作で重要なキーパーソンを担う。
ある夜、郊外の屋敷で女性・ダニーが惨殺される。容疑者は、現場に現れた精神科病院の患者とされていたが、事件は多くの謎を残したまま幕を閉じた…。
予告編は、郊外の屋敷に住む女性・ダニーが、真夜中にガラスの片目を持つ怪しげな男から「誰かが中にいる」と警告され、助けるからドアを開けるよう訴えかけられるシーンから始まる。ダニーは惨殺され、その1年後、彼女の妹であり、盲目で霊視能力を持つダーシーは、犯人とされていた男の私物であるガラスの目を手に入れ、霊視の力で事件の真実を“視る”。
そして犯人が見つかっていない未解決事件の真相を確かめるため、呪われた木製マネキンと共に惨殺事件のあった屋敷へ。
新場面写真は6点。拘束マスクを着用し鋭い視線を向ける男、呪われた木製マネキンの不気味な絵、ベッドの下で息をひそめ怯える男性など、数々の強烈な印象を残す瞬間を切り取っている。
映画『視える』は、11月7日より全国順次公開。