「アベンジャーズ」シリーズのホークアイ役で知られるジェレミー・レナーが、AIのみで制作された初の長編映画とされるアニメーション映画『Stardust Future:Stars and Scars(原題)』でナレーターを務めることが分かった。
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Varietyによると、本作はドキュメンタリー映画『Chronicles of Disney(原題)』でジェレミーとタッグを組んだイー・ジョウがメガホンを取り、ジョウ監督の制作会社Into the Sun Entertainmentが手掛けた作品。
ほかに、ファッションデザイナーのダイアン・フォン・ファステンバーグが、3Dデジタルレンダリングで映画に登場。また、ジョウ監督作曲の新曲と、『荒野の用心棒』『続・夕陽のガンマン』『ニュー・シネマ・パラダイス』などの映画音楽を手掛けたことで知られる故エンニオ・モリコーネの楽曲をアレンジして、使用するという。
ジョウ監督は本作について、2Dと3Dのアニメーション技術を融合させたとコメント。独自の物語アプローチとして商標登録しているそうだ。Into the Sun Entertainmentは、本作でアカデミー賞長編アニメーション部門など複数部門での受賞を狙うべく、キャンペーンを展開する。
『Stardust Future:Stars and Scars』は2025年11月に米国で劇場公開予定。収益の一部は、里親家庭の若者を支援するジェレミーの慈善団体「Rennervation Foundation」と、今年1月に発生したカリフォルニアの山火事の影響を受けたエンターテイメント業界従事者を支援する映画テレビ基金の2つの慈善団体に寄付される。