伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)と松本穂香がダブル主演する2026年1月18日スタートのドラマ『50分間の恋人』(ABCテレビ・テレビ朝日系/毎週日曜22時15分)より、メインビジュアルとティザー映像が解禁。さらに、2人の関係を掻き回す個性派キャストに、味方良介秋元真夏黒田光輝、おいでやす小田、高橋光臣木村多江が決定した。



【写真】秋元真夏、木村多江ら個性派キャストが集結

 本作は、晴流(伊野尾)のズレた言動に振り回されつつも、彼の優しさや真っすぐさに菜帆(松本)が次第に惹かれていく、ズレきゅんラブコメディ。

 このたび、2人の恋の始まりを予感させるメインビジュアルが解禁された。ひょんなことから“お弁当を30回つくる”という契約で結ばれた晴流と菜帆は、昼休みの50分間だけ会う奇妙な関係に。ビジュアルは、晴流と菜帆がやわらかく見つめ合い、その距離感と表情から恋の予感や出会ったばかりの初々しさをポップに表現している。

 お弁当をきっかけに晴流と菜帆が心を通わせていく中、それぞれの勤務先“ダブルスターズ”と“パイレーツ”が、いがみ合っていることが発覚。突如、周りに知られてはいけない秘密の関係になってしまう。そんな2人のすんなりとは進まない恋路に登場するクセ強キャラも発表された。

 まずは菜帆が勤めるダブルスターズ社から、木村多江が演じる社長・杏野志麻(あんの・しま)。強烈な個性を持つカリスマ経営者で、晴流が働くパイレーツ社の社長とは元夫婦の関係だ。離婚の原因を作った元夫を憎む志麻は、社員にパイレーツ社の人間との交流を固く禁じるなど、厳しさゆえに恐れられる一面もあるが、経営センスはピカイチ。

 志麻の日課は、キックボクシングや野球、ゴルフといった“一撃スイング系”のスポーツで日頃の鬱憤を晴らしつつ、戦闘能力を鍛えること。今回の役作りにあたり木村は、キックボクシングやバッティングの練習に励むとともに、なんとゴルフスクールにも入会したという。
ベテラン女優が体当たりで挑む志麻の凄みに期待したい。

 同じくダブルスターズ社から、味方良介が演じる渋谷裕太(しぶや・ゆうた)。菜帆の頼れる上司で、優秀なリードデザイナーである渋谷は、菜帆を才能ある後輩として認めているだけでなく、密かに恋心も抱いている。社内で最も菜帆に近い立場にある渋谷が、上司と部下以上の関係を望むとき、いったい何が起きるのか。舞台や映像作品で活躍する味方が、豊かな表現力で包容力ある“理想の上司”像を体現する。

 一方、晴流が働くパイレーツ社からは、高橋光臣が演じる社長・栗原恭平(くりはら・きょうへい)。人情深さと嫉妬深さをあわせ持ち、感情が優位になりがちな(?)経営手腕の恭平だが、晴流のクリエイターとしての才能をいち早く見出した人物でもあり、晴流にとっては大切な恩人だ。そんな恭平の関心事は、もっぱら元妻・志麻とダブルスターズ社の動向。それはつまり、志麻への気持ちが今も残っているからにほかならない。抜きつ抜かれつの業績に一喜一憂し、本心とは裏腹に元妻を罵ってしまう不器用な大人の滑稽さを、高橋が持ち前の幅広い演技力でユーモラスに表現する。

 パイレーツ社から2人目は、おいでやす小田が演じる米田大祐(よねだ・だいすけ)。専務の大祐は、感情的で子どもじみたところのある恭平の右腕として活躍し、晴流とも心を通わせることができる数少ない存在として、さまざまな場面で調整役を担う。
そんな“シゴでき専務”を演じるにあたり、小田は持ち芸の爆音ツッコミをまさかの封印。柔和で落ち着いた“ニューおいでやす小田”に期待したい。

 パイレーツ社の3人目は、秋元真夏が演じる塩見麗美(しおみ・れみ)。恭平の社長秘書を務める麗美は、晴流を恋のターゲットとしてロックオンし、1ミリもなびかない彼にめげることなく、今日こそはとあらゆる戦法でランチに誘い続ける。果たして、彼女の努力が報われる日は来るのか。乃木坂46卒業後、女優として活躍の幅を広げる秋元が、“可愛いだけじゃない”あくなきラブファイターの麗美を生き生きと演じる。

 そして最後に、菜帆の家族から、黒田光輝が演じる弟・辛島航(からしま・わたる)。大学生の航は、通っている大学と菜帆が暮らすマンションが近いことを口実に、しょっちゅう大好きな姉の料理を食べに来る甘え上手な弟だ。菜帆と同じゲーム業界への就職を目指しており、就活の過程で菜帆より先に晴流の秘密を知ることになる。姉と弟が交わす何気ない心温まる会話が、晴流と菜帆の関係を思わぬ方向へと進ませるかもしれない。ゴールデン・プライム帯ドラマに初出演となる黒田が、愛されキャラを演じる。

 さらに、本作の魅力を凝縮したティザー映像が完成した。
“ザ・ラブコメ”な晴流と菜帆の出会いのシーンや思わずキュンとしてしまうシーン、2人の前に現れる個性の強いキャラクターたち――ドタバタ感たっぷりなティザー映像は、TVer番組ページや各SNSにて公開中だ。

 ドラマ『50分間の恋人』は、ABCテレビ・テレビ朝日系にて2026年1月18日より毎週日曜22時15分放送。

※キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■味方良介

 初めて脚本を読んだときの感想は、「読みやすっ!!」でした。登場人物それぞれが個性豊かに描かれているのに、胃もたれすることなく一気に読み終えました。演じる“渋谷裕太”は真っ直ぐでスマートな人物。自分とは少し離れた存在なので、どう構築していくのか想像するのが楽しかったです。“ズレきゅんラブコメ”ということで難しさもありましたが、出演者とスタッフの総力戦で良い“ズレ”が生まれていると思います。ぜひお楽しみに!

■秋元真夏

 マイナスな出会いから始まる晴流と菜帆の関係がお弁当によって変化していく様子に、キュンとしたり、驚いたりお腹が空いたりと、わくわくする内容になっています。私が演じさせていただく塩見麗美は、晴流をまっすぐ追いかけるあまり、どんどん愛が重くなってしまう社長秘書の役です。麗美は後輩と協力して、あの手この手で晴流を振り向かせようとします。そんな麗美の姿、そして無愛想な晴流は菜帆のお弁当でどう変わっていくのか、一緒に見守っていただけたらなと思います。


■黒田光輝

 GP帯連続ドラマに初出演なので、お話をいただいた時は率直に嬉しい気持ちでいっぱいでした。この作品に黒田がいて良かったと思っていただけるよう精一杯撮影に挑ませていただきました。僕の演じる辛島航は、よく姉のことをいじったり、能天気な性格ですが、ご飯にだけは目がないキャラクターです。ドラマを見て国民的弟のような存在に航を感じていただけたら嬉しいです。

 伊野尾君とは今回がほぼ初共演で、少し緊張しましたが普段の姿とはまた違った、役者としての素晴らしさを身近でたくさん感じました。空き時間には伊野尾君から話しかけてくださり、とても優しく接していただきました!

 姉と甘海さんとのラブコメにどう航が入り込んでいくのか、注目してたくさん見ていただきたいです。1回とは言わず何回も繰り返し見てほしいです(笑)。この作品が、多くの人に愛されるようになってくれたらいいなと思っています。

■おいでやす小田

 晴流と菜帆、さらに恭平と志麻、絶妙に交差する想いがあって、それぞれが自分よりも相手を想うことができる愛のあるキャラクターばっかり! 大祐も僕にはもったいないくらいのいいヤツで、本当に面倒見のいい晴流の兄貴的な存在です~。

 現場も楽しい雰囲気で話しやすい方ばっかりで良かったです! 伊野尾くん演じる晴流も高橋さん演じる恭平も、いつものお2人じゃないキャラクターを演じられてたので、役に入ったり出たり大変そうでした。見てるこっちは本当に楽しかったですが!

 毎週日曜日を心待ちにしていただきたい、そして、どうにもこうにも見てるとお腹が空いてくるドラマになると思います! お楽しみに!

■高橋光臣

 脚本を拝読した時に初めは、ストレートなラブコメなのかな?と思いました。いやいや、登場人物がみんな変わり者! 一癖も二癖もある人物ばかりが出てきます。
その中でも私演じる栗原恭平は、伊野尾さん演じる甘海晴流が勤める、パイレーツというゲーム会社の社長です。しかしながらかなりぶっ飛んだキャラクターとして登場します。なぜぶっ飛んでいるのかは、ドラマの途中で明かされますが…。そして彼の心の奥には、秘めたる思いがあります。それはどんなものなのか…。この栗原恭平という人物の心の葛藤もぜひ楽しんでもらえたらと思っております。

 伊野尾さんがけっこう笑いのハードルが低くて、こちらが何かすると必ず笑ってくれるのが嬉しいです。撮影のたびに救われております。甘海晴流と辛島菜帆の若いピュアな恋愛と同時に進行する、杏野志麻と栗原恭平の複雑なサブストーリーにもぜひご注目ください。

■木村多江

 すぐ頭に血がのぼる、意地っ張りなパワフル社長、志麻という役です。テンションの低い私がアクセル全開できるのか? スポーツ万能、なんでもこなす人なんてできるのか? その練習に明け暮れ、私の心はわちゃわちゃし続け…でも、筋肉痛もなんのその、撮影は楽しくて、それがみなさんに伝わるといいなあと思っています。ちょっと未熟者な社長の下で働く主人公たち。
ズレきゅんだけでなく、きゅんなお弁当にもほっこりしながら、楽しく見ていただけたら嬉しいです。

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