仲野太賀主演の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)で徳川家康を演じる松下洸平のオフィシャルコメントが到着した。「いい意味で“何を考えているのか分からない家康”になれたらと思います。

そのために、お芝居ではなるべく人の目を見ないように心がけています」と明かしている。

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 大河ドラマ第65作となる本作の主人公は、天下人・豊臣秀吉の弟・豊臣秀長。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の視点で戦国時代をダイナミックに描く。

 松下は自らの役どころについて、「僕は歴史上の徳川家康に対して、どこかニヒルで腹の底が見えない人物というイメージを抱いていました。『豊臣兄弟!』の家康にもその要素はあるのですが、ユーモラスでチャーミングで、少し抜けているところがおかしくて。家康の近習・石川数正(迫田孝也)との会話がどこかかみ合っていないところもおもしろいですよね」と語った。

 その上で、「誰も見たことがないような家康像を、脚本家の八津(弘幸)さんが描いているので、脚本に忠実に演じて、いい意味で“何を考えているのか分からない家康”になれたらと思います。そのために、お芝居ではなるべく人の目を見ないように心がけています。目線を外しているとき、家康が何を考えているのか、皆さんにぜひ想像して楽しんでいただきたいです。また、大河ドラマでは『どうする家康』の松本潤さん以来になりますが、有名な金ピカの甲冑(かっちゅう)を着られるのもすごくうれしいです」と述べた。

 豊臣兄弟については、「今後、小一郎(仲野太賀)と藤吉郎(池松壮亮)が台頭していく中で、家康が2人の存在を脅威に感じていることが、徐々に描かれていきます。しかも2人は、思慮深い家康とは真逆で、情熱で突き進んでいくタイプなので、背中がゾワゾワするような場面も出てきます」と話し、「そのあたりから、家康なりの“ギラギラ”したところも表れ始めるので、どんな引き出しが開いていくのか自分でも楽しみにしています」と期待する。


 主演の仲野太賀のことは、「太賀君とは一緒にお芝居をするのが本当に楽しいです。過去にも共演経験がありますが、そのころから言葉では形容しがたい魅力を持っていました。今作の太賀君や池松さんの演技は軽快でありながら、彼らのセリフを受け取るとずっしりと重さを感じます。そんな不思議な魅力で、豊臣兄弟を演じられています。あうんの呼吸で演じている2人の関係性は、見ていて本当に気持ちがよく、少しうらやましくもあります」と話した。

 織田信長については「家康にとって織田信長(小栗旬)は恩人である一方、恐ろしい存在でもあるという、非常に複雑な関係だと感じています。いまや家康は信長傘下の1人で、信長の命令は絶対です。現在の自分では信長を越えられないことに、どこか歯がゆさも感じているのではないでしょうか」と想像する一方、「信長を演じる小栗さんは、360度どこから見ても信長そのものです。目が合うとセリフが飛んでしまうほどかっこよくて、迫力と男らしさを感じます。ふだんは本当に優しくて人思いなお方です」と語った。

 大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、NHK総合にて毎週日曜20時ほか放送。

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