第98回アカデミー賞(R)長編アニメーション賞などにノミネートされたフランス発のアニメ映画『アメリと雨の物語』より、日本語吹替版予告編が解禁。併せて、吹替を務めた主人公アメリ役の永尾柚乃、アメリのモノローグ役の花澤香菜らのコメントが到着した。
【動画】主人公アメリを永尾柚乃、アメリのモノローグを花澤香菜が吹替! 映画『アメリと雨の物語』日本語吹替版予告
神戸生まれの作家、アメリー・ノートンによるベストセラー自伝的小説『チューブな形而上学』を原作とした本作は、1960年代の日本で生まれたベルギー人の女の子アメリの目覚めと成長を豊かな色彩や独創的な視点とともに描いた物語。幼少期の記憶を呼び起こすようなイマジネーションあふれる世界観と、誰もが経験する新たな出会いや喪失についての胸を打つ普遍的なストーリーが同時に描かれる。
2025年カンヌ国際映画祭での上映を皮切りに、アヌシー国際アニメーション映画祭観客賞を受賞。さらに、2026年の第83回ゴールデングローブ賞アニメーション映画賞、アニメ界のアカデミー賞と名高い第53回アニー賞にて長編作品部門で作品賞含む7部門でのノミネートに続いて、第98回アカデミー賞長編アニメーション賞ノミネートに輝くなど世界の映画祭を席巻している。
1960年代日本‐神戸で生まれたベルギー人の小さな女の子アメリ。彼女は外交官の家庭に生まれ、2歳半までは無反応状態だった。その後、子ども時代に突入した彼女は自らを「神」だと信じ、魔法のような世界を生きている。家政婦のニシオさんや家族との日々の生活は、彼女にとって冒険であり、新たな発見の連続。少しずつ変化していく。
しかし、3歳の誕生日に人生を変える出来事が起こり、彼女の世界は大きく変わっていく…。
予告は、家族に見守られながらも、無反応状態で過ごしてきたアメリの成長過程と、「3歳を迎えた日、すべてが変わった―」というモノローグで幕を開け、目覚めて以来自らを「神」と信じ、道に咲く花に「開け」と語りかける無敵の時間を過ごすアメリが映し出されていく。
アメリの大きな変化のもう一つのきっかけである、家政婦のニシオさんとの出会いがもたらしたのは、新たな発見と喜び。
「ニシオさん!」というアメリの渾身の叫び声に続くのは、短くも鮮明な日々―。「すべてを見て、すべてを感じたい。愛をいっぱい注ぐために―」というモノローグ、そして「アメちゃん、ありがとう」というニシオさんの台詞からは、アメリの大きな成長と、その過程が垣間見える。
そして予告解禁に寄せて、吹替声優を担当した永尾柚乃(主人公アメリ役)、花澤香菜(アメリのモノローグ役)、早見沙織(ニシオさん役)、森川智之(パトリック役)のコメントが到着。
永尾は「すごくドキドキ、ワクワクして本当にアメリに出会えてよかったなと思いました」、花澤は「自分が小さい頃にこの世界がどう見えていたのか、雨の香りと共にじんわりと思い出されて、懐かしく切ない気持ちになりました」とコメント。
早見は「アメリを軸に紡がれる映画は、瑞々しく豊かな色彩と、優しい音楽とともに美しく描かれています。私自身、台本と映像をチェックしている段階から、作品の世界観にとても惹きこまれました」、森川は「世代を超えて郷愁を誘う、温かく美しい作品です。ぜひ劇場で味わってください」と言葉を寄せている。
映画『アメリと雨の物語』は、3月20日全国公開。
※キャストのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■永尾柚乃(主人公アメリ役)
最初に台本を読んで思ったことは、この作品に出会えてよかった!アメリになれてうれしいでした。
アメリは不思議な女の子で、2歳半までは何に対しても無反応だったのに、突然自分を「神」だと思って無敵になるのです。
今回生まれてから2歳半と4歳くらいまでのアメリを演じたのですが、普通の成長していく声の変化ではなく、2歳半で「神」になり、3歳、4歳となっていくアメリはどのような喋り方、声の出し方、雰囲気になるのだろうと常に意識して演じさせていただきました。
叫ぶシーンも多く、すごく難しいところもありましたが、その分すごく楽しくて、おもしろくて、うれしくて、すごくドキドキ、ワクワクして本当にアメリに出会えてよかったなと思いました。
物語、映像、音楽、すべてが美しくて、すごくすごくすごくすばらしい映画です。ぜひ映画館に観にきていただけるとうれしいです。そしてアメリになれて本当に本当に幸せです。
■花澤香菜(アメリのモノローグ役)
自分が小さい頃にこの世界がどう見えていたのか、雨の香りと共にじんわりと思い出されて、懐かしく切ない気持ちになりました。
アメリちゃんを通して、例えば眠る前に必ず舐めていた蜂蜜の甘さや、スーパーで母を見失ったときの怖さとか、あの時には一大事だった個人的な体験が感覚として蘇ってくる貴重な時間。皆様にもぜひ味わっていただきたいです!
■早見沙織(ニシオさん役)
アメリの世界を広げ、深い心の交流をする存在であるニシオさん。2人の日常のやりとりは、丁寧で、ユーモアと笑顔にあふれていて、愛おしく感じられます。
ニシオさん自身にも子供の頃のある悲しい記憶があり、アメリとの交流を通じて、己の内側にも影響を受けていたのだろうなと思います。
アメリを軸に紡がれる映画は、瑞々しく豊かな色彩と、優しい音楽とともに美しく描かれています。
■森川智之(パトリック役)
台本を読んだとき、原作者のアメリー・ノートンさんが描かれた世界に、どこか自分の青春時代と重なる懐かしさを覚えました。それもそのはず同じ世代だからこそ感じる、あの頃の匂いや色、家族の温度感。雨音に包まれた物語は、忘れかけていた記憶をそっと呼び覚ましてくれます。
パトリックは日本という異国の地で家族を深い愛情で包み込む心優しき父親。その想いが皆さんの心にも静かに、そして色鮮やかに届けば嬉しいです。世代を超えて郷愁を誘う、温かく美しい作品です。ぜひ劇場で味わってください。
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