本木雅弘主演映画『黒牢城(こくろうじょう)』の追加キャストとして、近藤芳正、矢柴俊博、木原勝利、河内大和、吉岡睦雄、上川周作、前田旺志郎、坂東新悟の出演が発表された。
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本作は、第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をダブル受賞し、「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリが読みたい!」「2022本格ミステリ・ベスト10」の四大ミステリー大賞を史上初めて制覇した米澤穂信の小説を黒沢清監督が映画化する戦国系心理ミステリー。
荒木村重(本木)は暴虐な織田信長のやり方に反発し、籠城作戦を決行する。城は織田軍に囲まれ孤立無援に。城内の血気盛んな家臣たちを抑えながら、村重は妻・千代保(吉高由里子)を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。
そんな時、城内である少年が殺される事件が発生。その後も怪事件が次々と起こる。容疑者は、密室と化した城内にいる家臣や身内の誰か。城外は敵軍。城内には裏切り者。誰もが疑心暗鬼になっていく中、村重は牢屋に幽閉した敵方の危険な軍師・黒田官兵衛(菅田将暉)と共に謎の解決に挑む。
今回発表されたのは、殺人を皮切りに不可解な事件が相次ぐ「密室」と化した“黒牢城”において、城主・荒木村重(本木)と、城に幽閉された危険な天才軍師・黒田官兵衛(菅田)の運命を左右する重要人物たちを演じるキャスト陣。
村重に仕える古参の家臣・中西新八郎役に近藤芳正。同じく古参の家臣・池田和泉役に矢柴俊博。
また、村重に仕える家臣で、人一倍強い責任感を持つ伊丹一郎左衛門役に河内大和。村重の側近として強い忠義心を持つ武将・森可兵衛役に「黒沢組」の常連俳優、吉岡睦雄。城内で起きた不可解な事件を間近で目撃する寺男役に上川周作。主君・官兵衛を救うべくひたむきに城外で暗躍する栗山善助役に前田旺志郎。
さらに歌舞伎界からは、気鋭の女方として注目される坂東新悟が、“黒牢城”を包囲し村重を追い詰める織田信長役で参戦する。
併せて公開されたキャラクタービジュアルには、第一弾、第二弾と同様にそれぞれの思惑を秘めた鋭いまなざしが写し出されている。
映画『黒牢城』は、2026年公開。
※第三弾キャストのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■近藤芳正 / 中西新八郎(なかにし・しんぱちろう)役
優しさと怖さ、品の良さ。諦めない強さと迷い。負けない心と他者を認め許す懐の深さ、そして決して偉ぶらない姿勢。
■矢柴俊博 / 池田和泉(いけだ・いずみ)役
ふたたび黒沢組に参加出来ると知り大変光栄に思いました(光栄という言葉がふさわしいと感じます)。
古典的名作に共通するクラシカルさがあり、エンターテイメントとしてのスリリングさもある。
そして黒沢作品ならではの『歪み』もある。
今までにない質感の時代劇になるのではないかと胸が躍りました。
この作品の圧倒的な余韻をきっとお楽しみいただけると思います。
■木原勝利 / 野村丹後(のむら・たんご)役
私に演出する黒沢監督は、あえて明確な言葉は使いませんでした。答えに導くのではなく私から出たものを活かしてくださっているのだと気づいた時、これが憧れの黒沢組か!と胸躍りました。
その黒沢監督初の時代劇にしてミステリー。楽しみなところしかありません。
どうぞ劇場でお楽しみください。
■河内大和 / 伊丹一郎左衛門(いたみ・いちろうざえもん)役
黒沢清監督作品には初参加、しかも時代劇!出演のお話をいただいたとき、あまりの嬉しさに時間が止まりました。僕の演じる一郎佐は、本木さん演じる殿の側に常に仕える役。その時間そのものが役作りとなる、俳優としてこの上ない贅沢な経験でした。現場には澄んだ黒い靄のような空気が漂い、不思議な美しさに包まれていました。その気配が、スクリーンを通して皆さまに届くことを願っています。ぜひ劇場で体感してください!
■吉岡睦雄 / 森可兵衛(もり・かへえ)役
風通しが良く穏やかでありながら、ピアノ線が張り詰められたかのような心地よい緊張感のある現場。
黒沢清監督の作品に再び参加できる喜び。
脚本を読んだだけでは想像もしなかったアイデアが黒沢さんの口から発せられ、阿吽の呼吸のように永田さんが美しい照明を作り出し、佐々木さんのキャメラがそれらを的確に捉えていく。
痺れました。映画『黒牢城』どうぞお楽しみください。
■上川周作 / 寺男(てらおとこ)役
荒木村重という人物の動乱の中で激しく揺れ動く心の機微に、脚本の段階から強く引きこまれました。僕が演じた寺男もまた、村重と真正面から対峙し、言葉を交わす役どころです。
■前田旺志郎 / 栗山善助(くりやま・ぜんすけ)役
素晴らしいスタッフと、素晴らしい俳優部が揃ったこの作品に参加できる事、本当に幸せに思います。現場はとても雰囲気が良く、和やかでありながらどこか緊張感があって、僕自身すごくいい精神状態で撮影に臨む事が出来ました。1シーンではありますが、作品にとって大切な1ピースになれたのではと願っております。
■坂東新悟 / 織田信長(おだ・のぶなが)役
私は普段、歌舞伎の女方をしておりますので織田信長役に決まった時はとても驚いたと共に不安な気持ちがありました。
しかし黒沢監督とのお話の中で「性別は関係ないので大丈夫」とのお言葉をいただき、自分でもふっきれて楽しく撮影に臨むことができました。
作品の面白さや世界観に少しでも貢献できていれば幸いです。
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