ディーン・フジオカが主演する4月8日スタートのドラマ『LOVED ONE』(フジテレビ系/毎週水曜22時)の追加キャストとして、山口紗弥加、草川拓弥(超特急)、八木勇征(FANTASTICS)、綱啓永、安斉星来、川床明日香の出演が発表された。

【写真】『LOVED ONE』新キャストたちのソロショット

 完全オリジナル作品の本作は、日本社会が抱える“死因不明”という闇に真正面から切り込み、“遺された痕跡”を手がかりに、隠された真実とその人が生きた証を解き明かしていく法医学ヒューマンミステリードラマ。



 今回発表された追加キャストは、真澄(ディーン)と麻帆(瀧内公美)のもとに集うMEJメンバーを演じる八木勇征、綱啓永、安斉星来、川床明日香。さらに、麻帆の職場の後輩でありパートナー役に草川拓弥。そしてMEJと共に捜査を進める所轄の刑事役として山口紗弥加。

 八木勇征が演じるのは、死後画像診断(Ai)を専門とするロジカルな分析が得意な法医学者・本田雅人。大学院博士課程に在籍し、死後CT画像から死因を導き出すことを得意とする理論派。頭の回転が速く、議論では一歩も引かない自信家だが、その強気な態度の裏には、ポスト不足という現実に行き場を失った焦りと傷を抱える。将来を嘱望されながらも「今回は見送り」という曖昧な理由で昇進を逃した過去を背負い、MEJへの参加も「研究キャリアをつなぐための選択肢」と割り切っている本田。理想と現実のはざまで揺れながら、彼は法医学を続ける意味を模索していく。

 八木のフジテレビ系連続ドラマへのレギュラー出演は『婚活1000本ノック』(2024年)以来、約2年ぶり。本作では本田雅人が抱えるプライドと葛藤を繊細に体現し、迷いや衝突の中で揺れ動く若き法医学者の心の機微を丁寧に描き出す。

 綱啓永が演じるのは、被害者の痛みに寄り添う臨床法医学専門の法医学者・高森蓮介。児童虐待や刑事事件、医療事故など実務に直結するテーマを研究する大学院生。
幼少期に虐待を受けた経験から、「目立たず、逆らわず、生き延びる」ことを選び、勉強を武器に生きてきた。理論やデータ整理には抜群の強さを見せる一方、現場の不測の事態や感情が交錯する場面では不器用さもにじむ。家庭を持ち、まもなく父親になる立場として将来への不安も抱える中、MEJに参加。誰よりも被害者の痛みを想像できてしまうその優しさが、チームに静かな厚みをもたらす。

 綱のフジテレビ系連続ドラマ出演は『366日』(2024年)以来、約2年ぶり。本作では、高森蓮介の優しさと不器用さを丹念に表現し、被害者に寄り添う法医学者像に確かな説得力を宿す。

 安斉星来が演じるのは、白骨遺体と向き合う骨オタクの法医学者・松原涼音。法歯学・骨学を専門とし、歯牙鑑定や骨の損傷痕から身元や年齢、生活背景までを読み解く秀才。情報が極端にそぎ落とされた遺体ほど闘志が湧くという研究肌で、沈黙した“骨の声”に耳を澄ませることに無上の喜びを見いだす。一方で私生活はアクティブ、物言いはストレート。忖度(そんたく)なく事実を突きつける姿勢は、時に周囲をたじろがせるが、その率直さこそが彼女の強みだ。当初は腰掛けのつもりで参加したMEJで、やがて現場の重みと真正面から向き合うことになる。


 安斉はフジテレビ系連続ドラマ初出演。本作では、松原涼音の鋭利な知性と内面に渦巻く感情を大胆に表現し、チームに鮮やかな刺激を与える。

 川床明日香が演じるのは、数字だけを信じる孤高の検査技官・吉本由季子。臨床検査技師資格を持ち、薬毒物検査や化学分析を一手に担う分析官。口数は少なく人付き合いも得意ではないが、検査と向き合うときの集中力は群を抜く。「人は怖い、だが結果はうそをつかない」と信じ、数値という絶対的な証拠に自らの居場所を見いだしてきた。静かに、しかし確実に真実へと迫るその姿勢が、MEJの科学的基盤を支えている。

 川床はフジテレビ系連続ドラマ初出演。本作では、吉本由季子の寡黙さの奥にある強さを静かに描き出し、検査技官としてのリアリティーを際立たせる。

 草川拓弥が演じるのは、麻帆の後輩でありパートナーでもある厚生労働省の官僚・篠塚拓実。社会・援護局に勤める若手官僚で、聞き上手で人当たりの良い柔らかな人物。急きょMEJへ異動となった麻帆を気にかけ、陰ながら支える存在だ。
職場の同僚であり、私生活ではパートナーという一面も持ち、ほどよい距離感で麻帆を見守り続ける。また、麻帆のボヤキに根気よく付き合い、時に背中を押し、時に黙って寄り添う。前線に立つわけではないが、その静かな支えが、麻帆の原動力となっている。

 草川はパートナー役を演じる瀧内とは初共演。

 物語の緊張感をさらに高めるのが、事件の最前線に立つ刑事の存在だ。法医学チームとは異なる視点から真実を追い、対立しながらも、時に歩み寄り、核心へと迫っていく。そんな刑事を演じるのが山口紗弥加。山口が体現する所轄の敏腕刑事・堂島穂乃果は、鋭い眼光で容疑者を追い詰める現場主義の実力派。MEJ導入当初は“机上の論理”だと反発し、真澄や麻帆と対立するが、科学でしか見えない真実を前に、少しずつその力を認めていく。真澄とは軽口を交わしながらも信頼を築き、麻帆とは働く女性同士として共鳴し、時に不器用な優しさで背中を押す存在になっていく。堂島穂乃果という人物の存在が物語に推進力を与え、本作を一気に加速させる。

 山口は主演のディーンとは『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(2018年)以来、約8年ぶりの共演となる。


 ドラマ『LOVED ONE』は、フジテレビ系にて4月8日より毎週水曜22時放送。

※キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

◆八木勇征
Q.本作のオファーを受けて
「法医学者役ということで専門用語も多く、自分にとって新しい挑戦になると感じました。作品の世界観にも強く引き込まれ、亡くなった方の“真実”と向き合うというテーマは、人生の中でもなかなか経験できることではないと思います。芝居を通してその世界に触れられることは、とても貴重で、今から楽しみな気持ちが大きいです」

Q.本田雅人という役について
「自信家で勝ち気、欲も素直に出す人物ですが、それはこれまで成功体験を重ねてきたからこそ。ただ、法医学者として壁にぶつかり、MEJへの異動や評価に納得できず、プライドが邪魔をしてしまう一面もあります。だからこそ、最初は少しふてくされたように見える存在なのだと思います。しかし、真実や痛みと向き合う中で、彼は少しずつ変わっていく。その過程は自分自身とも重なる部分がありました。年齢的にも近いからこそ人ごとではなく、初心を思い出しながら向き合いたい役です。人として成長していく姿を丁寧に表現できたらと思っています」

Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「初めましての共演者の方も多く、新しい刺激を受けながら撮影に臨めることを楽しみにしています。本作は単なる医療ドラマではなく、今を生きる僕たちの心にも響く作品になると思います。
亡くなった後でも真実と向き合うことで、人生観が変わることもある。ご覧になる皆さんの心にも、何か一つでも残るものを届けられたらうれしいです。ぜひ最後まで見届けてください」

◆綱啓永
Q.本作のオファーを受けて
「率直にとてもうれしかったです。フジテレビさんにはこれまで何度もお世話になってきたので、再びお声がけいただけたことに安心感もありました。第1話の台本を読んだ際には思わず涙がこぼれ、物語に強く心を動かされました。完成した作品を見るのが今から楽しみです。また、ディーンさん演じる真澄先生がとても魅力的で、どのように表現されるのか、現場でご一緒できることを心から楽しみにしています」

Q.高森蓮介という役について
「医師役も法医学者役も初めてで、作品のテーマも重いため、生半可な気持ちでは臨めないと感じています。覚悟を持って挑みたいです。高森はMEJの若手メンバーの中では最年長という立場。優しさや温かみをにじませながら、不器用でもふとした瞬間に本音や本質が見える、そんな人間らしい内面を大切に演じたいと思っています。また、高森はデータに強い人物ですが、僕自身はあまり得意ではないので(笑)、しっかり勉強して臨みたいと思っています。そして僕は人見知りなので、現場では、実際に若手陣の中で最年長の(八木)勇征くんに助けてもらえたらうれしいですね(笑)。
チームの空気感を大切にしながら、高森という人物を作り上げていきたいです」

Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「“命”を扱う作品だからこそ、誰もがどこかで共感できる物語になっていると思います。タイトル『LOVED ONE』が持つ意味を、それぞれの感じ方で受け取っていただけたらうれしいです。そして、久しぶりにフジテレビさんのドラマに参加できる喜びと高揚感を胸に、全力で作品に向き合います。ぜひチームMEJを応援してください。よろしくお願いします!」

◆安斉星来
Q.本作のオファーを受けて
「台本を拝見して、1話完結でとても見やすく、“次はどんな事件が描かれるのだろう”とワクワクしました。一方で、これまで演じてきた役とは大きく異なるタイプだったため、正直なところ難しさも感じています。ただ、この役を乗り越えた先には新しい自分に出会える気がしているので、まっすぐ向き合っていきたいです。今回がフジテレビさんのドラマは初出演となりますが、以前ご一緒したことのあるスタッフの方もいて、安心感もありました。衣装合わせの段階から、皆さんの真剣な姿勢を感じたので、その思いに応えられるよう、緊張感を持って取り組んでいきたいと思います」

Q.松原涼音という役について
「涼音は物言いがストレートで忖度をしないタイプで、迷いなく演じられそうだと感じています。ただ、法医学、特に彼女が専門とする法歯学や骨学についてはこれまで触れてこなかった分、しっかり勉強が必要だと思っています。私はもともとモデル活動をしていることもあり、筋肉や体の構造には興味があって、人の足を見て“この人はバレーボールをやっていたのかな”と想像することもあるんです(笑)。そういう感覚も生かしながら、学びを深めて、最終的には、“骨オタク”になれるくらい役に入り込めたらと思います」

Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「法医学は、日本ではまだ広く知られている分野ではないと聞きました。私自身も今回初めて触れる世界なので、視聴者の皆さんと同じ目線で、一緒に学びながら楽しんでいけたらと思っています。これまであまり描かれてこなかったテーマの作品ですし、私自身も新しい一面をお見せできるように頑張りますので、ぜひ毎週ご覧いただけたらうれしいです」

◆川床明日香
Q.本作のオファーを受けて
「フジテレビさんといえば…子どもの頃、大好きな『めざましテレビ』を見るために毎朝6時半に起きていました。そんな思い出のあるフジテレビさんのドラマに出演できることを、当時の自分に教えてあげたいです(笑)。今回この作品を通して“LOVED ONE”という言葉を知り、その意味を聞いた時に、とても温かい物語になりそうだと感じました。そんな作品に関われることが本当にうれしいです。また、第1話の台本を読んで、チームそれぞれの想いの矢印がまだバラバラで、それが物語を重ねるごとにどう変化していくのか、いち視聴者としても楽しみです」

Q.吉本由季子という役について
「由季子は、私と少し似ている部分があると感じています。大勢の中で話すのが少し苦手で、“この一言で空気が変わってしまうかも”と考えてしまうところは特に共感できます。医療ドラマも検査技官役も初めてで、とても新鮮です。専門用語も多く、普段の生活では触れない分野ですが、学べることがたくさんある貴重な機会だと思っています。新しいことに挑戦するのは好きなので、一つひとつ吸収しながら役と向き合っていきたいです」

Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「事務所の先輩であるディーンさんとは初共演で、ほかの皆さんとも初めましてなので緊張していますが、自分から積極的にコミュニケーションを取り、チームMEJの一員として作品を届けられるよう頑張ります!“LOVED ONE”という言葉は日本ではまだなじみが薄いかもしれませんが、このドラマを通して、誰かの背中をそっと押せるような時間をお届けできたらうれしいです。ぜひご覧ください」

◆草川拓弥
Q.本作のオファーを受けて
「すごくうれしかったのですが、どこかまだ現実味がなくて、ふわふわと夢の中にいるような感覚でした。でも、それ以上にワクワクする気持ちが大きいです。台本を読んで、こうした世界があることを初めて知りましたし、“LOVED ONE”という言葉も本作を通して知りました。僕自身、これまで法医学に触れる機会がなかったので、この作品が視聴者の皆さんにとっても、その世界を知るきっかけになればうれしいです。共感できる部分も多く、タイトルの通り、心が温かくなる瞬間が詰まった作品だと思います」

Q.篠塚拓実という役について
「事件の緊迫したシーンが続く中で、僕の登場する場面は少し空気が和らぐ時間になるのかなと感じました。見てくださる方にとって安心できる存在になれたらうれしいです。篠塚は官僚という立場ですが、今どきの感覚を持ち、自分の軸をしっかり持った人物。仕事には誠実に向き合いつつ、堅くなりすぎない人物像を意識して演じたいと思っています。そして、これまで画面越しに拝見し、尊敬していた瀧内さんとご一緒できることが本当にうれしいです。これからシーンを重ねていく中で、瀧内さん演じる麻帆との時間を大切にしながら、視聴者の皆さんがほっとできるような関係性を築いていけたらと思います」

Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「本作を通して法医学の世界を知っていただき、何か一つでも心に残るものがあればうれしいです。篠塚は優しい後輩であり、寄り添うパートナーのような存在。“一家に一人ほしい”と思っていただけるような愛されるキャラクターを目指します。ぜひ温かい目で見守ってください」

◆山口紗弥加
Q.本作のオファーを受けて
「『LOVED ONE』というタイトルを初めて目にした時、胸の奥がほんのり温かくなるような印象を受けました。ご遺体のことを“LOVED ONE”と呼ぶことも、初めて知りました。法医学は遺体に残された“生きた証”から科学的アプローチで真実を追求することだと理解していましたが、この作品では“愛された証”に重きが置かれるのかなと想像しました。そして、台本を拝見し、繊細なヒューマンミステリーに加え、コミカルな部分もあり、予想外の“ほっこり”に驚いています(笑)」

Q.堂島穂乃果という役について
「男性社会でもまれ、肉体的にも精神的にもハードな日々を彼女なりの正義を持って懸命に生きてきた人だと思うので、もはや性別を超えたところにいるのかな、と思っています。堂島穂乃果の刑事としての誇りを、野生的に演じたいです」

Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「スタッフ、キャスト、大好きな方々との再会が楽しみでなりません。とにかく現場が大好きな人間なので、現場に行くことが何より楽しみな私です。そして、法医学捜査だからこそたどり着けるもの、触れられるものがある、そう感じています。繊細で温もりあるヒューマンミステリーを、どうぞお楽しみください」

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