3月30日スタートする宮澤エマ主演ドラマ『産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ』(テレビ東京系/毎週月曜23時6分)の追加キャストとして、西田尚美藤真利子秋元真夏増子敦貴(GENIC)、前原瑞樹、渡邉美穂、皆本麻帆吉田ウーロン太の出演が発表された。併せて、メインビジュアルも解禁となった。



【写真】『産まない女はダメですか?』追加キャストたちの場面カット

 北実知あつきが描く電子マンガ『DINKsのトツキトオカ「産まない女」はダメですか?』を実写化する本作は、共働きで子供を意識的に作らない・持たない夫婦【DINKs】が予期せぬ妊娠をきっかけに崩れていく姿を描く社会派ヒューマンドラマ。

 主人公で毒親に育てられた過去を持ち、夫婦で「子供を持たない」【DINKs】という選択をしている金沢アサ役に地上波連ドラ初主演の宮澤エマ。自身の「父親になりたい」というエゴから避妊具に細工をする、底知れぬ狂気が潜む夫・金沢哲也役に浅香航大。そして傷ついたアサの良き理解者となり、一番近くで彼女を支え続ける存在となる緒方誠士役を北山宏光が務める。

 今回発表されたのは、3人の運命をほんろうし、物語を大きく動かす役どころを演じるキャスト陣。

 アサの母・松原愛子役には西田尚美。本作では、夫に去られた過去から息子に異常なほど執着する一方で、娘のアサには無意識に冷淡な態度を取り続けている“毒親”を怪演。アサに対して「産め」と言ったかと思えば、「おろせ」と突き放すなど、アサをほんろうし、時に「不良品」という言葉を平然と言い放つ愛子。アサが抱く「母親になることへの恐怖」の元凶であり、アサの人生に暗い影を落とす存在を生々しく体現する。

 アサが通う産婦人科の医師・藤沢美月役を演じるのは藤真利子。夫の裏切りによって予期せぬ妊娠をしたアサの複雑な事情を医師として見守り、医学的な視点だけでなく、法的な観点からもアサの相談に乗るなど、優しく寄り添う重要な役どころだ。

 哲也の高校時代の後輩・宇都宮沙也香役には秋元真夏。
本作で演じる沙也香は、産婦人科の受付として働き、偶然を装って既婚者となった哲也の前に現れる、謎に包まれた女性。高校時代に負った深い心の傷を抱え、平穏な家庭を持つ哲也に対してゆがんだ執着心を燃やす沙也香。笑顔の裏で静かに哲也を追い詰めていく沙也香の狙いとは?

 長年、自室に閉じこもり続けているアサの弟・松原直樹役には、ダンス&ボーカルグループ・GENICの増子敦貴。母・愛子の過剰な依存に心をすり減らし、外界とのつながりを断ってしまった直樹。その姿はアサが「家族を持つこと」に強烈な恐怖を抱き、「産まない」と固く誓うようになった存在だ。愛憎入り交じる家族という呪縛のなかでもがき苦しむ繊細な心の機微を、フレッシュかつエモーショナルに熱演する。

 哲也の裏切りと狂気を客観的に見つめる唯一の友人・梨田明役には前原瑞樹。哲也の同僚であり飲み仲間でもある梨田は、身勝手な欲望から避妊具に穴を開けアサを妊娠させた哲也に対し、「それは完全にDVだ」と厳しく断じる現代的な感性の持ち主。暴走する哲也を冷ややかに見つつも、常に気にかけるなど優しい一面も持っている梨田。図らずも泥沼の愛憎劇に巻き込まれていく様子をリアリティーたっぷりに演じる。

 かつて育児の闇に飲まれ、深い傷を抱える緒方の元妻・岩本千紘役には渡邉美穂。アサの同僚・緒方の元妻である千紘は、産後うつと育児ノイローゼを同時に抱え、壮絶な過去を歩んできた。
彼女の存在は、アサが葛藤する「産む地獄」を予感させ、物語の根幹に大きく関わっていく。

 アサと同じシェアサロンで働く美容師・青田雪乃役には皆本麻帆。アサと同じく【DINKs】を選択する彼女もまた、夫から突然「子供が欲しい」と突きつけられ、自分の生き方を守るために葛藤する。同じ苦しみを抱える者同士としてアサを気遣い、哲也の狂気から守る存在として、理不尽に立ち向かう自立した女性をりりしく熱演する。

 哲也の会社の部長・山内敏信役には吉田ウーロン太。孫の写真を自慢し、悪気なく「早く子供作れ」と哲也にプレッシャーをかける上司役で、社会に潜む「子供がいて当たり前」という無神経な価値観を体現し、結果として哲也の狂気を加速させる一端を担う、憎めないようでいて厄介な存在をコミカルかつリアルに演じる。

 メインビジュアルは、幸せな夫婦生活の象徴でありながら、周囲の期待やプレッシャーで破裂寸前の危うさをはらんだ「真っ赤な風船」を持つアサを中心に描かれており、その風船に向けられているのは、「DINKs」という選択に同意していたはずの夫・哲也が冷たい表情で突き立てようとする“1本の針”。そして、アサの隣で静かに寄り添う緒方の存在も、その先に待ち受ける波乱を予感させる。

 ドラマプレミア23『産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ』は、テレビ東京系にて3月30日より毎週月曜23時6分放送。

※キャストコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■松原愛子役/西田尚美
最初にオファーをいただいたときは、これほど大きな子供がいる母親役という驚きと、そのあまりに強烈な毒親っぷりに圧倒されました。愛子さんを演じていても、「それを言っちゃいけない!」と思うような暴言の連続で、これまでにないエネルギーを必要とする役だと感じています。

この物語は、『産む・産まない』という選択や、誰かに言われたからではなく自分が何を望んでいるのかを、すごく考えさせられるお話です。
何が正解かを探しながら、自分の自由や命の在り方について考えながら見ていただけたら嬉しいです。

■藤沢美月役/藤真利子
お話を頂いたのが、夜遅くで、翌朝台本が届くとの事でしたが、待ち切れず、携帯で生まれて初めて、漫画の試し読みとかで、ザ~~っと最後まで読みました。翌朝届いた台本は、更に面白く、しかし、際どい内容に、昭和生まれの私は、正直ビックリ致しました。
私の役は、アサが通う産婦人科の医師です。産婦人科の先生は、まず、無事に出産してほしいと願うそうです。
アサの揺れ動く気持ちに寄り添いながら、なんとか出産させてあげたいと祈りますが、衝撃的な展開に!?どうぞ、お楽しみに!!

■宇都宮沙也香役/秋元真夏
身も心も傷つけられた過去を抱え、手段を選ばずに復讐を企てていく宇都宮沙也香を演じさせていただきます。原作漫画・台本を読んで、家族の在り方やそれぞれにとっての幸せとは何かを考えさせられました。刺激と衝撃の詰まった、先の読めない展開を一緒に見届けていただけたら嬉しいです。今まで演じたことのない、辛い過去を抱えながら自分なりの正義を信じて行動を起こしていく沙也香に、全力で飛び込んでいきたいと思います。

■松原直樹役/増子敦貴(GENIC)
松原直樹役を演じます、増子敦貴です。
オファーをいただいた時は率直にとても嬉しい気持ちと同時に、演じ甲斐のある役でワクワクしました。
直樹くんは家庭環境に左右されながら引きこもりになってしまった子ですが、なんとか前を向いて人生のコマを進めようと足掻きます。根はとても思いやりがある直樹くんを素敵に演じたいです。初挑戦の役どころですので不安もありますが、精一杯お芝居に向き合っていきたいと思っていますので、1秒たりとも見逃さず見届けていただけると嬉しいです。

■梨田明役/前原瑞樹
「産まない女はダメですか?」というタイトルも強烈ですが、「DINKsのトツキトオカ」というタイトルにもとても惹かれました。
今回、台本を読んでいく中で新しく出会う言葉や考え方もあり、この作品が様々なきっかけを作っていくことにも繋がるのかなと思っております。
僕は哲也の同僚の梨田を演じます。哲也から日々聞かされるとんでもない、でも切実な言葉に、素直に反応していけたらと思っております。
毎週ドキドキハラハラヒリヒリの連続です。是非見てください。

■岩本千紘役/渡邉美穂
私が演じさせていただく千紘は、妊娠をきっかけに心のバランスを崩してしまった女性です。
最初にお話をいただいた時は、とても難しそうな役どころだなと思いましたが、やるからには繊細に演じたいと前向きな気持ちで臨んでおります。
子どもを身籠るということは、心身ともに負担がかかるという厳しい側面もあると感じます。

色々な意味で人生を大きく左右するものなのだと、改めて思いました。
決して現実離れした物語という訳でもないので、多くの方にこの作品が届くよう大切に表現させていただきます。

■青田雪乃役/皆本麻帆
青田雪乃役を演じます皆本麻帆です。
役者としても人間としても尊敬する宮澤エマさんとの共演、とても嬉しく思います。いただいた台本をぞわぞわしながら一気に読みました。緊張と喜びと不安の中はじまった撮影でしたが、いざ始まると監督さん含めプロフェッショナルなチームの皆様に支えられ、楽しくお芝居させていただいております。アサさんと同じくDINKsの青田、二人の関係や周りの人との交流を大切に丁寧に演じたいです。
どうぞ、最後まで見守っていただけると嬉しいです。

■山内敏信役/吉田ウーロン太
哲也の上司、山内部長を仰せつかりました。
『産まない自由』が尊重される現代社会において、それが本当の意味の自由であるのかを問いかける社会派のテーマであり、そんな時代に揉まれ、もがき、戦うアサと哲也の物語でありながら、私のいる会社は比較的のほほんとしており、春の花畑のようにやわらかな風が吹いております。そんなのほほん部長ですが、旧態依然の振る舞いで哲也を追い込みます。
悪気はないので大目に見てあげてください。

編集部おすすめ