歌手の氷川きよしが、3月30日よりスタートするアニメ『おじゃる丸』(NHK Eテレ)第29シリーズのエンディングテーマ「旅でござんす おじゃる丸」を担当することが発表。併せて、氷川、作詞・森雪之丞、作曲・水森英夫のコメントと、楽曲の世界観をイメージした、氷川とおじゃる丸の2ショットスペシャルイラストも到着した。



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 いまから千年前、ヘイアンチョウの妖精界に、妖精貴族のミヤビなお子さま・坂ノ上おじゃる丸がいた。 あるとき、おじゃる丸は「エンマ大王のシャク」を手に入れる。そして、エンマ大王からにげまわるうちに「月の穴」に落ち、月光町にたどりつく。月光町を気に入ったおじゃる丸は、そこで出会った小学生・カズマの家でくらすことに。シャクをとりかえそうと子鬼トリオもやって来て、変わり者ばかりの町の人たちもまきこんだ、にぎやかでゆかいなさわぎがくり広げられる。

 1998年からNHKで放送が続いているアニメ『おじゃる丸』。その第29シリーズのエンディングテーマが、氷川きよしが歌う「旅でござんす おじゃる丸」に決定した。曲のテーマは“旅”。歌詞には「おじゃる丸」に登場する地名が数多く織り込まれ、どこか懐かしさを感じる演歌調の曲になっている。

 作詩は、昭和から令和の時代まで、数々のポップスやアニソンを手掛けてきた森雪之丞。作曲は、氷川のデビュー曲を手掛けるなど、長年氷川に楽曲を提供してきた作曲家・水森英夫が担当した。曲の一部を、「おじゃる丸」の番組ホームページにて公開中。


 氷川は「楽曲はテンポのいい股旅演歌で、おじゃる丸と、町の人たちのにぎやかなやりとりが目に浮かぶような、思わず口ずさみたくなる一曲になっています。おじゃる丸の世界観にもぴったりだと思いますし、歌っていてとても楽しく、自然と心も弾みました。子どもたちはもちろん、大人の皆さんにもどこか懐かしく感じていただけると思います」とアピール。

 森は「小学生の頃、片道40分ぐらいの道を歩いて登校していました。冬は霜柱をサクサク踏んで遊びながら、春は小さな花を探して遠回り。いつも会うノラ猫には勝手に名前を付けたりして…毎日が冒険の旅でした。おじゃる丸の散歩もきっとそうなんだと思います。何が起きるか分からない月光町のパトロール。氷川きよしの股旅演歌を口ずさみ、揚げたてコロッケなんかに心奪われながら、ああ、おじゃる丸の家路はまだ遠そうですね」とコメント。

 水森は「森雪之丞先生の書いた歌詞を見たときに誰もが共感する『身近な股旅もの』になっていて、こういう可愛いくて芯のある歌詞を書けるのはすごいことだと感心しました。そしてこの曲を、こぶしを使い分けながら、時に『演歌』らしく、時に『おじゃる丸』らしく歌いこなす氷川きよしもさすがだなと思いました」と語っている。

 さらに、楽曲の世界観をイメージした、氷川とおじゃる丸の2ショットスペシャルイラストも到着。
三度笠に合羽を身につける“股旅姿”と呼ばれる格好で、おじゃる丸とともに旅をしている氷川の様子が描かれている。背景には、おじゃる丸たちが住む“月光町”も見える。第29シリーズのエンディング映像には、この氷川のキャラクターも登場する予定。

 アニメ『おじゃる丸』は、NHK Eテレにて毎週月曜~木曜8時25分放送。
 ※3月30日より、毎週月曜~水曜は、第29シリーズを放送。毎週木曜は第24シリーズの再放送。
 ※「NHK ONE」での同時・見逃し配信あり。

氷川きよし、森雪之丞、水森英夫のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■氷川きよし(エンディングテーマ担当)

このたび、アニメ「おじゃる丸」のエンディングテーマ「旅でござんす おじゃる丸」を歌わせていただくことになり、とても光栄に思っています。楽曲はテンポのいい股旅演歌で、おじゃる丸と、町の人たちのにぎやかなやりとりが目に浮かぶような、思わず口ずさみたくなる一曲になっています。

おじゃる丸の世界観にもぴったりだと思いますし、歌っていてとても楽しく、自然と心も弾みました。子どもたちはもちろん、大人の皆さんにもどこか懐かしく感じていただけると思います。
アニメのエンディングとともに、「旅でござんす おじゃる丸」をぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです!

■森雪之丞(作詞)

小学生の頃、片道40分ぐらいの道を歩いて登校していました。東京なのに半分は舗装されていない田舎道。大根の畑や芝畑、トマトやキュウリの温室などを横目に通り過ぎると小さな商店が数軒あり、それを越えるとやっと小学校の校舎が見えてきました。

今になって思います。僕はあの頃、毎日『旅』をしていたんだと。冬は霜柱をサクサク踏んで遊びながら、春は小さな花を探して遠回り。いつも会うノラ猫には勝手に名前を付けたりして…毎日が冒険の旅でした。

おじゃる丸の散歩もきっとそうなんだと思います。何が起きるか分からない月光町のパトロール。氷川きよしの股旅演歌を口ずさみ、揚げたてコロッケなんかに心奪われながら、ああ、おじゃる丸の家路はまだ遠そうですね。

■水森英夫(作曲)

森雪之丞先生の書いた歌詞を見たときに誰もが共感する「身近な股旅もの」になっていて、こういう可愛いくて芯のある歌詞を書けるのはすごいことだと感心しました。そしてこの曲を、こぶしを使い分けながら、時に「演歌」らしく、時に「おじゃる丸」らしく歌いこなす氷川きよしもさすがだなと思いました。


「平成」と「演歌」という時代とジャンルを繋ぎ止めたのが氷川きよしだったわけですが、今回やはり氷川が「おじゃる丸」と「演歌」という二つの世界を繋いで新しい「股旅演歌」を作り上げました。これは氷川きよしにしかできないことです。演歌が好きな人々も、「おじゃる丸」を愛する子どもたちも、この曲を楽しく口ずんさんでくれることを祈っています。

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