“ホラーの帝王”スティーヴン・キングの幻の処女作を映画化した『ロングウォーク』より、マーク・ハミル演じる鬼少佐が参加者を追い詰める予告映像とメインビジュアルが解禁。さらに、原作小説の復刊も決定した。
【動画】参加者を追詰めるマーク・ハミルに恐怖する『ロングウォーク』予告
本作は、スティーヴン・キングが大学在学中にリチャード・バックマン名義で執筆した『死のロングウォーク』を映像化したもの。完成時期から見ると、1974年の『キャリー』以前に書かれており、事実上の長編デビュー作ともいわれている。
監督は『ハンガー・ゲーム』シリーズを手がけるフランシス・ローレンス。社会全体を支配し、この“競技”を取り仕切る鬼少佐役を、『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルが演じる。
「時速4.8kmを維持すること」「下回ると警告が始まり、警告3つで即失格(即死)」「コースから逃げても失格」「最後の1人になるまでただひたすらに“歩け”」。ゴールすら存在しないこのデスゲームで、若者たちは何を求め、何を捨てるのか。戦慄必至、極限のデスレースが今、幕を上げる。
このたび解禁された予告映像には、参加者たちが極限まで追い詰められていく様子と、彼らを鼓舞し闘争心をかき立てる鬼少佐(マーク・ハミル)の姿が映し出されている。「君らの歩みは全米中継される。その姿を通じ、栄光を呼び覚ます」と、本競技を指揮する少佐は参加者たちに告げる。止まった者は即失格、最後の1人になるまで歩き続けなければならないという残酷なデスレースであるにもかかわらず、まるで祭事を告げるかのように声高らかに語る少佐の表情には、自慢げな笑みが浮かんでいる。
1人の参加者が靴紐を結ぶために立ち止まると即座に“警告”。
ゴールのない状況で、参加者たちが希望を胸に目指すのは、ただ1人に与えられる“願い”を叶える権利と破格の賞金だ。金に目がくらむ者もいれば、並々ならぬ想いで優勝を目指す者もいる。始まったが最後、歩くか死かの2択しか残されていない彼らは、最初こそ仲睦まじく会話を交わしているが、さっきまで隣を歩いていた者が次々に倒れ、失格していく様子を目の当たりにするうちに、次第に精気を失い、絶望へと追い込まれていく。中には耐えきれず、逃げ出してしまう者もいる。
そんな彼らをあざ笑うかのように、「こんなに刺激的な“レース”は、ここでしか味わえない!」と叫ぶ少佐。“戦争のない戦争映画”とも言える本作。その言葉の重みと残酷さ、そして彼らが迎える結末を、ぜひ映画館で見届けてほしい。
あわせて解禁されたメインビジュアルでは、死を彷彿とさせる骸骨が、参加者たちの失格“死”を待ち望んでいるかのように背後から迫っている。逃げるように前へと歩く参加者たちだが、その姿は疲弊しきっており、今にも歩みを止めてしまいそうだ。
また、扶桑社より幻の原作本『ロングウォーク(旧題:死のロングウォーク)』が、5月15日に復刊されることが決定した。本作の公開が決まるや否や、SNSでは原作ファンから復刊を望む声が飛び交っていたが、満を持して実現。この機会にぜひ手に取ってほしい。その他の詳細は後日発表される。
さらに、今年は空前のスティーヴン・キング映画イヤー。“ホラーの帝王”が持つ二面性に迫る『スティーヴン・キング ムービーガイド』の発売も決定した。一部の映画館および通販サイト「松竹ストア」にて、5月1日より販売開始となる。
映画『ロングウォーク』は、6月26日より全国公開。
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