世界最強といわれるインドネシア発の格闘技“シラット”。各国の軍組織で応用され、「ボーン」シリーズや「アジョシ」など、映画界でも知名度は急上昇中だ。
「ザ・レイド」作品フォトギャラリー
「ザ・レイド」のストーリーは、麻薬王を逮捕するため、20人のSWATチームが高層ビルに奇襲をかけるというシンプルなもの。脚本とアクション設計は並行して作っていったそうだ。「監督の構想に合わせてアクションの振付を作る。もう一つは、イコと私が使いたいテクニックを先に提示して、監督がそれにあう場面をあてはめる。この2種類で進めました」と語るように、台詞はほとんど無く、アクションに次ぐアクションで物語が進んでいくのが痛快である。
普段はインストラクターも務めるルヒアン。演武ではなく、映画でシラットの魅力を伝えるにあたって、ジャッキー・チェンの作品を参考にしたそうだ。「彼の作品は、すべての動作が活きている。彼はまず俳優であり、精通した武術に感情を投影させる。
また、同じスタッフ・キャストで作った前作「ザ・タイガーキッド~旅立ちの鉄拳~」と本作のヒットは、インドネシア映画界にも大きな影響を与えた。「『ザ・タイガーキッド』でシラットを取り入れたアクション映画を作ると発表した時、地元の反応は非常に冷たかった。でも公開後、風向きは大きく変わりました。『ザ・タイガーキッド』そして『ザ・レイド』は、インドネシア映画界に風穴をあけたんだと実感しています」と熱いコメントで締めくくってくれた。
「TV Bros.」10/10発売号では他に、「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」大特集、SKE48・須田亜香里も登場!「握手会特集」、セルフ祭り、キーファー・サザーランドインタビューなども掲載。
そんなシラットの極意を詰め込んだ「ザ・レイド」が、英国人監督ギャレス・エヴァンスと地元シラット専門家のイコ・ウワイス、ヤヤン・ルヒアンのタッグによって完成した。こと名インストラクターとしても知られるルヒアンの身体能力は、神業の域。アクション振付を担当し、悪役マッド・ドッグも演じた彼のインタビューが「TV Bros.」10/10発売号(東京ニュース通信社刊)の特集「アクションを極めた漢たち」に掲載されている。
「ザ・レイド」作品フォトギャラリー
「ザ・レイド」のストーリーは、麻薬王を逮捕するため、20人のSWATチームが高層ビルに奇襲をかけるというシンプルなもの。脚本とアクション設計は並行して作っていったそうだ。「監督の構想に合わせてアクションの振付を作る。もう一つは、イコと私が使いたいテクニックを先に提示して、監督がそれにあう場面をあてはめる。この2種類で進めました」と語るように、台詞はほとんど無く、アクションに次ぐアクションで物語が進んでいくのが痛快である。
普段はインストラクターも務めるルヒアン。演武ではなく、映画でシラットの魅力を伝えるにあたって、ジャッキー・チェンの作品を参考にしたそうだ。「彼の作品は、すべての動作が活きている。彼はまず俳優であり、精通した武術に感情を投影させる。
とても勉強になりました」。それを踏まえて作った今作の見どころは、「様々な流派をミックスしシラットの精神により近づけ、生と死の間でシラットを使うことに重点をおいています。凶暴かつ早い動きに、美しさが入っている点にも注目してほしい」とのこと。ルヒアンが二人を相手にノンストップで戦いを繰り広げるシーンは必見だ。
また、同じスタッフ・キャストで作った前作「ザ・タイガーキッド~旅立ちの鉄拳~」と本作のヒットは、インドネシア映画界にも大きな影響を与えた。「『ザ・タイガーキッド』でシラットを取り入れたアクション映画を作ると発表した時、地元の反応は非常に冷たかった。でも公開後、風向きは大きく変わりました。『ザ・タイガーキッド』そして『ザ・レイド』は、インドネシア映画界に風穴をあけたんだと実感しています」と熱いコメントで締めくくってくれた。
「TV Bros.」10/10発売号では他に、「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」大特集、SKE48・須田亜香里も登場!「握手会特集」、セルフ祭り、キーファー・サザーランドインタビューなども掲載。
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