松浦聡彦のラブコメ漫画「タキシード銀」が、「ナイト ミュージアム」シリーズや「燃えよ!ピンポン」(08)などを手がける脚本家で監督のロバート・ベン・ガラントによって映画化されることがわかった。製作はディズニー。


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 1997~00年にわたり、週刊少年サンデーに連載されていた「タキシード銀」は、デートに向かう途中で事故に遭った少年・銀次が主人公。銀次は死んで霊となるがペンギンに転生、ひょんなことからデートの相手だった女子高生・美奈子にペットとして飼われることに…。

 エンタメサイトDeadlineによると、タイトルは「TUX(タキシードの略)」。プロデュースはPrincipato-Youngのポール・ヤング、ピーター・プリンチパート、VIZ Mediaのジェイソン・ホフス、そして小学館の高瀬一郎。交渉は現ディズニースタジオのチェアマン、リッチ・ロスの前任者時代から始まり、日本、アメリカの権利保持者である小学館とVIZ Mediaは約2年がかりで映画化にこぎつけたという。

 ガラントはこれまで同様トーマス・レノンと共同で脚本を執筆、製作総指揮も務める予定。
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