「007　カジノ・ロワイヤル」の名優、“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演作「偽りなき者」3月公開決定
“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン最新作！（C）2012　Zentropa　Entertainments19　ApS　and　Zentropa　International　Sweden． 画像（1枚）
　“北欧の至宝”と絶賛される名優マッツ・ミケルセン主演、北欧の映画界を牽引するトマス・ヴィンターベアがメガホンを取った魂を揺さぶる衝撃のヒューマンドラマ「偽りなき者」（原題：THE HUNT）が2013年3月、日本公開となる。

「ハンニバル」に「カジノロワイヤル」の悪役を演じたマッツ・ミケルセンが主演！

　2012年のカンヌ国際映画祭で上映されるや絶賛の拍手を浴び、主演男優賞、エキュメニカル審査員賞、ヴァルカン賞の3冠を受賞した本作。
主役を演じるのは、「007／カジノ・ロワイヤル」（06）で悪役ル・シッフルを演じ、国際スターの仲間入りを果たしたミケルセン。

　本作では、決してぶれることなく無実の主張を貫き、精一杯誇り高くあろうとする主人公ルーカスの魂の叫びを渾身の力をこめて熱演、カンヌ国際映画祭主演男優賞に輝いた。

　監督・脚本には、カンヌ国際祭映画祭特別審査員賞を受賞した「セレブレーション」（99）や、デンマーク・アカデミー賞5部門を獲得した「光のほうへ」（11）など、問題意識の高い秀作を発表し続ける名匠トマス・ヴィンターベア。

　離婚と失業の試練を乗り越え、穏やかな日常を取り戻したかに思えたルーカス（ミケルセン）はある日、親友テオの娘クララの作り話が元で変質者の烙印を押されてしまう。あるのはクララの証言のみ。無実を証明できる手立ては何もない。クララの言葉を信じ込んだテオや町の住人たちは、身の潔白を説明しようとするルーカスの声に耳を貸そうとせず、ルーカスは仕事も親友も、そして信用も全てを失ってしまう。ルーカスに向けられる憎悪と敵意がますますエスカレートし、真実が深い闇の奥に葬られようとする中、それでもルーカスはテオに訴える。「自分は何もしていない。どうしてそれがわからないのか？」

　「偽りなき者」は2013年3月、Bunkamura ル・シネマほかにて全国順次ロードショー
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