「ストロベリーナイト」完成披露試写会フォトギャラリー
本作は、誉田哲也の小説「姫川玲子シリーズ」が原作。2012年1月から3月までフジテレビ系列にて放送された人気テレビドラマの映画化。今回の映画化では、シリーズ最高傑作との呼び声が高い「インビジブルレイン」を原作として物語が展開する。
この日は、ほぼ全編に雨が降り注ぐ本作とタイトルの「ストロベリーナイト」にちなんで、イチゴ型の雨(ウレタン製)が降り注ぐ中をキャスト陣が登場するという凝った演出が行われた。
本作で初めて刑事役に挑戦した竹内は、高校時代に犯罪被害にあいながらも刑事となる道を選び、圧倒的男社会の中でノンキャリアとしては異例のスピード出世で27歳のときに警部補に昇進した姫川玲子刑事を演じている。「姫川の、やると思ったらとことんやるところやまっすぐなところ、周りの人に愛着を持っているところが好き」と役へ愛着を感じていることを明かした。
劇場版で参加、竹内とのラブシーンも話題の大沢は「ドラマを見ていて、姫川のファンでした。生の姫川に会えて良かった。かっこよかったです」と竹内の熱演を称賛した。本作で大沢は、竹内と禁断の恋に落ちる暴力団幹部をクールに演じている。
一方、若手刑事を演じ、現場のムードメーカーでもある丸山は「重厚感のあるキャスト陣に囲まれ、若さいっぱい、元気いっぱい頑張りました」と熱くアピールし、会場から大きな声援を浴びていた。
また、本日地方に行っており不参加となった西島はモニターでの参加。1月に開催予定のイベントには参加すると約束していた。男だらけのキャスト陣の中で、一番やさしくしてくれた人を聞かれ、周りからの熱視線をいっせいに浴びた竹内は、「菊田さんです」とこの日欠席だった西島の役名をあげ、うまく場を収めた。
本作の重要なキーワードとなるのは“雨”。晴れの日は1シーンのみ。さまざまな種類の雨が効果的に本作の世界観を盛り上げる。禁断の恋の行方と、複雑に交錯してもつれ合う事件の真相に注目。
「ストロベリーナイト」は2013年1月26日(土)より全国東宝系にて公開