来年1月から、NHKBSプレミアムにて放映される話題の韓国ドラマ「太陽を抱く月」の主要キャストが来日し、9日、NHK放送センターにて行われた記者会見にハン・ガイン、キム・スヒョン、キム・ユジョンが出席。撮影を振り返って、お互いの印象について語った。
この日は、視聴者100名を招いての特別番組の収録も行われた。

<フォト>ハン・ガイン、キム・スヒョンらが登場!「太陽を抱く月」来日記者会見の様子

 韓国で視聴率46%を記録し、時代劇版“冬のソナタ”と呼ばれた大ヒットドラマ「太陽を抱く月」が2013年1月よりスタートする。本作は、初恋の女性を思い続ける若き王と、記憶を失った美しい巫女との切ない愛を描くファンタジー・ロマンス史劇。「イ・サン」「トンイ」「王女の男」などの感動の物語を送り出してきたNHKBSプレミアム日曜日の夜9時枠。

 最近、愛を感じた瞬間や愛しているものについて言及されたガインは「日常の中の些細なことに愛を感じることが多いですね。数日前に雪が降ったときに車を運転していて、そのとき見た街の風景がきれいだなあって」とコメント。ガインは本作で主演のホ・ヨヌ/ウォルの二役を熱演。

 若き王イ・フォンを演じるスヒョンは「自分自身を愛しています。今は映画の撮影中で減量中なんですが、自分で自分にあまり食べれなくってごめんねって」と自己愛の強さをアピール。

 少女時代のホ・ヨヌ役を務めるユジョンは「最近は家族の愛を強く感じています。特に父のいう一言一言に意味があって、私のために苦労していると思うと申し訳なくなりますね」と家族思いの一面をのぞかせていた。

 さらに3人は、撮影を振り返り、お互いの印象について語った。

ガインは「ユジョンのことは、ドラマで見ていて、子供らしい子供だと思っていましたが、実際は成熟した深みを持っていて、いいなと思いました」とコメント。

 スヒョンは「ガインさんはおしとやかで100%女のイメージでしたが、スポーティーな部分も持ち合わせていて、足も速いし、運動も得意なんです。ユジョンはカリスマ性もあって、すべてを制圧するような雰囲気も持ち合わせている。聡明な部分もあって、今後が楽しみな女優。いつか相手役で共演も」と熱っぽく語った。ユジョンの演技派としての実力は「トンイ」などのドラマでも実証済み。

 ユジョンは「スヒョン兄さんは『ドリーム・ハイ』を見ていて、男らしい人だと思っていましたが、茶目っ気もあって、いたずら好きなんです。たまに一人で訳の分からないことを叫んだりもしていました(笑)。寒いときには気を配ってくれるやさしいところもありました。ガインさんには神秘的な印象を持っていましたが、実際にお会いしても非現実的な雰囲気を持った方だなと思います」と語った。
 
 今作は、架空の時代設定で、初恋の女性を思い続ける若き王と、記憶を失った美しい巫女との哀しくも美しい恋の行方が描かれる。ドラマチックなストーリー展開から目が離せない。


「太陽を抱く月」は、2013年1月よりNHKBSプレミアムにて日曜日夜9時放送スタート
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