古代マヤ文明が「2012年12月21日人類滅亡」と予言。これによっていま、NASAが「滅亡はない」と異例の公式発表をしたり、終末論者が聖地としているフランスのとある山村に数百人が押し寄せ、警察が出動する事態が起こったりと世界中で物議を醸しているが、そんな「マヤ文明人類滅亡説」を題材にした新作コメディ「ディス・イズ・ジ・エンド」が2013年夏に公開される。


ジェームズ・フランコ、あのお騒がせセレブの映画を撮っちゃう!?

 主演は「オズ はじまりの戦い」(2013年3月8日公開)など今後出演作が相次ぐジェームズ・フランコと、「グリーン・ホーネット」(11)、「50/50 フィフティ・フィフティ」(11)のセス・ローゲン。二人が演じるのはなんと彼ら自身。マヤ文明が予言した人類滅亡日2012年12月21日を前にシェルターに避難し、その様子を本人達が記録した衝撃の映像がこのたび到着した。

 それぞれの自己紹介から始まる映像で二人は、「マヤ暦?俺らはムカついてる!映画は来年の夏公開で、お蔵入りだ!」と話しながら、下ネタ全開でやけくそにはしゃいでいる。さらにフランコとローゲンは、恋人同士のように一つのベッドに寄り添って眠り、フランコが「アイラブユー」とローゲンに囁く驚きの様子までが克明に映し出されている。

 二人は「来年の夏公開の映画」と話題にしているのは、皮肉にも人類滅亡、その時のハリウッドを描いた映画「ディス・イズ・ジ・エンド」のこと。ローランド・エメリッヒ監督作「2012」(09)で世界終焉を描いてみせたソニー・ピクチャーズは、マヤ人達の予言を無視して2013年夏、地球滅亡時のハリウッドの映画業界を舞台に、ジェームズ・フランコの家で開かれたパーティで起こる出来事を描き出すようだ。

 “その”映画には、有終の美を飾るにふさわしいハリウッドスターが大集結。フランコ、ローゲンをはじめ、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン、「マネー・ボール」(11)のジョナ・ヒル、R&B歌姫リアーナなども本人役で出演する。

 登場人物全員が本人役で人類滅亡に挑む衝撃のコメディ映画「ディス・イズ・ジ・エンド」は2013年夏、全国ロードショー
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