<フォト>座長・植草克秀(少年隊)の舞台「ドリームジャンボ宝ぶね~けっしてお咎めくださいますな~」公開稽古&囲み取材の様子
時は明治。植草が演じるのは伊藤博文。といっても小難しい歴史の物語が展開するのではない。シェイクスピアの「夏の世の夢」を日本人のために超大胆にカスタマイズした本作では、妖精パックは座敷わらしへと変貌し、左とん平が演じる! その他、後藤象二郎(矢崎広)、篤姫(紫吹淳)といった偉人や、魔法にかけられた職人(ジャニーズJr.長谷川純)、雪女(久野綾希子)や七福神などが登場、歌あり、ダンスあり、本格的な殺陣ありの、摩訶不思議な、まさに夢のひとときを繰り広げる。
囲みでは後藤幾子役の鳥居みゆきが大暴走。小刀を持って現れ、植草や左にも切りつけまくる横暴ぶり。座長を務める植草も「座長という意識は特にないですね。こういう自由な人(鳥居)もいますし」と苦笑い。さらに鳥居は「左さんはいつも寝てるんだよ~。台本を読んでるのかなと思うと、大抵寝てる」など、ベテランに対しても鳥居節を貫いていたが、植草が「でも、鳥居さんは実際は常識人なんですよ」と暴露すると、それまでで一番の大声で「やめろ~!」と叫んでいた。
芝居のタイトル「ドリームジャンボ」にかけて宝くじがあたったら、何に使うかとの質問には、紫吹が「そうですね。結婚資金にします。
取材中も笑いが絶えず、仲の良さが伝わってきた本公演のメンバー。植草も「僕達も、お客様も楽しめる、初笑い的な舞台にしたい。お客様に『あー、よかった。楽しかった』と言ってもらって、1年を楽しく過ごしていただけるように、この素敵なメンバーで頑張っていきます」とイキイキと語った。囲み取材には植草、矢崎、久野、長谷川、鳥居、紫吹、左が出席。
「ドリームジャンボ宝ぶね~けっしてお咎め下さいますな~」は、2013年1月6日(日)~13日(日)まで青山劇場にて、26日(土)に梅田芸術劇場メインホールにて上演。