ノロウィルスが猛威をふるっている今年の年末。下痢などで苦しんで寝込んでいる人も少なくないはずだ。
そんな中、「正露丸」など胃腸薬を製造・販売する大幸薬品工業は、20代で“お腹が弱め”と感じている若者に対し、ウィルスのみならず様々な理由でお腹を壊した場合の原因や対処法などについてアンケートを実施。調査結果をまとめた。

新ハラマキ時代到来!ステテコ+パンツ+ハラマキのオールインワン男性下着が登場

 調査は、自分のことを「お腹が弱い」と思っている20代の男女500名に対し行われた。「お腹を下す原因」として、最も頻度が多いのは、「お腹の冷え」(71%)という結果に。次いで「ストレス」(63%)、「暴飲暴食」(49%)と続いた。最も多い「お腹の冷え」では、実に96%が実際に経験していることも分かった。ノロウィルスが該当する「お腹の風邪」は22%だった。
 
 そんなお腹の弱さに悩む彼ら。85%の大多数が何かしらの「お腹の冷え対策を実践したことがある」そうで、人気の高い対策法の1位は、「温かいものを食べるようにする」(65%)で、2位「腹巻きを着用する」(50%)、3位「肌着を着用する」(49%)、4位「カイロを貼る」(47%)となった。さらにこれらの対策法のなかで、最も効果的だと思う対策法は「腹巻きを着用する」が最多(23%)だった。
 
 “ハラマキ男子”なんていう言葉もにわかに生まれ、デザインにこだわったオシャレ腹巻きも見かけるようになった昨今、20代の若者にとって腹巻きはこの時期、欠かせないアイテムになりつつあるのかもしれない。実際に回答者のなかには「腹巻きを数種類持って楽しんでいる」「パンツと腹巻き一体型のものを買った」などといった声も聞かれた。

 
 しかし、こうした独自の対策を行っていても、92%が「対策をしていてもお腹が冷えて下してしまったことがある」そう。そんなときの対処法は「薬を服用する」(37%)が最も多かったものの、一方で「我慢する」(27%)、「特に対処しない」(5%)とお腹のなすがままに諦めてしまう人も合わせて約3割にのぼり、「お腹が痛くてデートが楽しめなかった」「我慢したあげく失神した」なんていう哀しいエピソードも。
 
 「お腹を下してしまった後の自分の対応方法に100点満点で点数を付けるとしたら?」の問いには、平均値が52点とほぼ半分に留まり、自己評価は低め。人知れず悩んでいるお腹の弱い若者の姿が浮き彫りとなった。
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