2001年に永作博美、緒方直人主演で放送された「Pure Soul~君が僕を忘れても~」がハリウッドでリメイク映画化されることが決まった。

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 監督は昨年のサンダンス映画祭受賞作「The Sessions(原題)」で注目を集めたベン・リューイン。
スコットピクチャーズが製作と出資を担当する。「グレイズ・アナトミー」のイジー役で、2007年のエミー賞助演女優賞を受賞したキャサリン・ハイグルの出演も決定した。

 読売テレビ・日本テレビ系で放送されたドラマシリーズ「Pure Soul~君が僕を忘れても~」は、2004年にCJエンターテイメントプロデュースにより韓国映画「私の頭の中の消しゴム」としてもリメイクされ、大ヒット。若年性アルツハイマーに侵された妻を愛し続ける殊玉のラブストーリーは、日本、韓国をはじめとしてアジア中に号泣の嵐を巻き起こした。このストーリーが、ハリウッドでどのように生まれ変わるのかは楽しみである。

 また、同ドラマの企画プロデュースをつとめた木村元子(ドリームプラス株式会社)が韓国でのリメイク、ハリウッドでのリメイクを手がけ、ハリウッド版では共同プロデューサーとして製作に参加する。今回、リメイクのコーディネートを行ったフィロソフィア株式会社の藤村哲哉氏もエグゼクティブ・プロデューサーとして参加。さらにハリウッド側では、Sobini Filmsのマーク・アミン、カミ・ウィニコフ、Management 360のスコット・ランバートと共に、スコット・スタインドーフ(「リンカーン弁護士」製作)ら数々の名作を手がけてきた有名プロデューサーが集結する。

 また、ドリームプラス株式会社では、他に現在2企画をハリウッドで進行中。今後も日本のドラマ、映画、小説、マンガなどを原作としたハリウッド作品の製作に取り組む予定であり、リメイクに適した企画を募集中とのこと。
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