<フォト特集>「ベルサイユのばら -オスカルとアンドレ編-」公開稽古・囲み取材、制作発表の模様など一挙公開
池田理代子の同名コミックを原作に、1974年に月組で初演された宝塚版「ベルサイユのばら」は宝塚歌劇団史上最大のヒット作で、これまでにも幾度も再演が繰り返されてきた。宝塚歌劇団100周年を迎える2014年に向け、満を持しての登場だ。演出には、初演から携わってきた重鎮・植田紳爾と、鈴木圭が名を連ねる。
革命に揺れ動く18世紀のフランスを舞台に、熱く生き、散った恋人たち……。本公演では、幼い頃より男として育てられた男装の麗人オスカルと、彼女の陰となり支え続ける幼なじみのアンドレのふたりを、準トップスターの明日海りお(あすみりお)と共に役替わりで演じる龍。龍は2001年の初舞台の演目も「ベルサイユのばら」とあって、思い入れも強い。
「2013年のはじめに宝塚の代表作、代名詞といえる作品に出演できることを幸せに思っております。劇画ファンの方々、宝塚歌劇の『ベルサイユのばら』ファンの方々の思いに届くよう、毎日懸命にやっております」と口を開いた。今回のオスカルは女性的に見えるとの意見もあるが、それには「初演からだいぶ経ちますので、今回、新たな『ベルサイユのばら』を作ろうとの思いでいます。女性らしさという面は意識していませんが、もしそのように映るのでしたら、私の組の男役のみなさんのサポートによるものだと思います」と述べた。
またラストに登場する目玉の“空飛ぶ馬車”については「お客様のより近くにもいけますし、見た目はカタカタ言ってますが(笑)、とても気持ちいいですよ!」と笑顔を見せた。ロザリー役として華を添える愛希は「本当に大好きな作品に出られることを嬉しく思っております。
熱い注目を浴びて、スタートを迎える月組公演「ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-」。今年は雪組公演にも「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」が控えており、宝塚ファンにとっては、100周年に向け、名作がずらりと並ぶ贅沢な年になる。
宝塚歌劇団月組公演「ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-」は東京宝塚劇場にて2月15日(金)から2月24日(日)まで公演

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