「モンスターズ/地球外生命体」(11)で一躍その名をハリウッドに知らしめた新鋭ギャレス・エドワーズがメガホンを取るハリウッド版「ゴジラ」リブート作に、フランスの名女優でアカデミー賞受賞のジュリエット・ビノシュが出演交渉中だと、Varietyなど複数のメディアが明らかにした。

新作「ゴジラ」は「前のリメイクとは全然違う」、脚本家が断言

 ビノシュは、アカデミー賞助演女優賞に輝いた「イングリッシュ・ペイシェント」(97)や主演女優賞候補となった「ショコラ」(01)などのアメリカ映画にも出演してはいるものの、今回のようなSF作品への出演は甚だミスマッチの感があるが、他のキャストには「キック・アス」(10)のアーロン・ジョンソンをはじめ、オルセン姉妹の妹として知られる若手演技派エリザベス・オルセンらの出演も報じられている本作。


 ビノシュを含め、彼らが演じる役柄の詳細はまだ明らかとなっていないものの、若手俳優たちに演技力の高いハードルを示すのにピッタリなキャスティングなのかもしれない。これまでにないパニックに巻き込まれた大都会の人間の心理をビノシュがどのように表現し、若手たちの演技を高めていくかに大いに期待がもてそうだ。

 大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」のフランク・ダラボン監督が脚本改稿に参加している本作、ワーナー・ブラザーズは2014年の5月16日に全米公開を決定している。(後藤ゆかり)
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