22日、三池祟史監督最新作『藁の楯 わらのたて』のプレミア試写会が新宿ピカデリーで行われ、大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗、三池祟史監督が出席。本作にかける思いや撮影秘話などを語った。
【関連】大沢たかおら豪華キャストが勢揃いした『藁の楯 わらのたて』レッドカーペット/プレミア試写会の様子
今年のゴールデンウィーク、最大の注目を集める『藁の楯 わらのたて』は、10億円の懸賞金がかけられた凶悪犯《クズ》を、48時以内に福岡から警視庁に移送する、5人のSPと刑事の葛藤を描いたスリル&サスペンス超大作。三池監督自身も「日本映画の限界に挑戦した」と話すほどの意欲作で、来月開催される世界三大映画祭のひとつ、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ公式に選出されることが決定しており、公開前から大きな話題を呼んでいる。
新宿ピカデリーのエントランスに特設されたレッドカーペットにキャノン砲が鳴り響き、金の紙吹雪が舞うなか、幕が落とされると大沢ら7人が登場。このド派手な演出に三池監督は「幕が落とされたらキャノン砲が鳴るからビビるなって言われてたんですけど、思い切りビクッとしてしまいました。そんな小さい男です」と強面の監督らしからぬ挨拶。カンヌ国際映画祭コンペティション部門への公式選出の喜びを聞かれたSP銘苅一基を演じた主演の大沢は「正直言ってこういったエンターテインメント作品が選出されるということは今まであまりなかったことだと思うので驚いています。カンヌで、どのようにこの作品を観ていただけるか楽しみです」と語り、神箸正貴を演じた永山は一言「やばたんですね」と若者言葉で回答。さらにSP関谷賢示を演じた伊武は「カンヌ無量(感無量)です!」とダジャレで喜びを表現し、会場は笑いに包まれた。
その後、場所を観客で埋め尽くされた劇場に移して舞台挨拶が行われ、SP白岩篤子を演じた松嶋は「現場は緊迫していましたが、穏やかに撮影が進んだのは監督の人間の大きさだと思います」と三池監督を持ち上げると、監督は「いや、松嶋さんが穏やかだっただけです。他のみんなは大変でしたよ」と語る。移送される凶悪犯、清丸国秀を演じた藤原は「ずっと手錠をかけられて暑い一夏を過ごしましたが楽しかったですよ」話し、SP奥村武を演じた岸谷は「撮影は本当に大変でした。新幹線を貸し切って終電から始発までの時間の制約があるなかでの撮影でした」とそれぞれ撮影を振り返った。
最後に、大沢は「この映画に登場する人物たちと一緒に日本を旅して楽しんでもらえたら嬉しく思います。この作品は漢字が難しいので、よく人から『なんとかのなんとか』って言われます。もしこの映画を気に入ってもらえたら、まず職場や学校で『藁の楯』って言ってから話し始めるとか、もう少し広めてもらいたいです」とファンへメッセージを贈った。会場をあとにする登壇者たちに対し、会場のファンは「カンヌ国際映画祭おめでとう!」の声で見送り、大沢らも大きく手を振って応えていた。
映画『藁の楯 わらのたて』は4月26日(金)より、新宿ピカデリー他 全国ロードショー
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今年のゴールデンウィーク、最大の注目を集める『藁の楯 わらのたて』は、10億円の懸賞金がかけられた凶悪犯《クズ》を、48時以内に福岡から警視庁に移送する、5人のSPと刑事の葛藤を描いたスリル&サスペンス超大作。三池監督自身も「日本映画の限界に挑戦した」と話すほどの意欲作で、来月開催される世界三大映画祭のひとつ、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ公式に選出されることが決定しており、公開前から大きな話題を呼んでいる。
新宿ピカデリーのエントランスに特設されたレッドカーペットにキャノン砲が鳴り響き、金の紙吹雪が舞うなか、幕が落とされると大沢ら7人が登場。このド派手な演出に三池監督は「幕が落とされたらキャノン砲が鳴るからビビるなって言われてたんですけど、思い切りビクッとしてしまいました。そんな小さい男です」と強面の監督らしからぬ挨拶。カンヌ国際映画祭コンペティション部門への公式選出の喜びを聞かれたSP銘苅一基を演じた主演の大沢は「正直言ってこういったエンターテインメント作品が選出されるということは今まであまりなかったことだと思うので驚いています。カンヌで、どのようにこの作品を観ていただけるか楽しみです」と語り、神箸正貴を演じた永山は一言「やばたんですね」と若者言葉で回答。さらにSP関谷賢示を演じた伊武は「カンヌ無量(感無量)です!」とダジャレで喜びを表現し、会場は笑いに包まれた。
その後、場所を観客で埋め尽くされた劇場に移して舞台挨拶が行われ、SP白岩篤子を演じた松嶋は「現場は緊迫していましたが、穏やかに撮影が進んだのは監督の人間の大きさだと思います」と三池監督を持ち上げると、監督は「いや、松嶋さんが穏やかだっただけです。他のみんなは大変でしたよ」と語る。移送される凶悪犯、清丸国秀を演じた藤原は「ずっと手錠をかけられて暑い一夏を過ごしましたが楽しかったですよ」話し、SP奥村武を演じた岸谷は「撮影は本当に大変でした。新幹線を貸し切って終電から始発までの時間の制約があるなかでの撮影でした」とそれぞれ撮影を振り返った。
最後に、大沢は「この映画に登場する人物たちと一緒に日本を旅して楽しんでもらえたら嬉しく思います。この作品は漢字が難しいので、よく人から『なんとかのなんとか』って言われます。もしこの映画を気に入ってもらえたら、まず職場や学校で『藁の楯』って言ってから話し始めるとか、もう少し広めてもらいたいです」とファンへメッセージを贈った。会場をあとにする登壇者たちに対し、会場のファンは「カンヌ国際映画祭おめでとう!」の声で見送り、大沢らも大きく手を振って応えていた。
映画『藁の楯 わらのたて』は4月26日(金)より、新宿ピカデリー他 全国ロードショー
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