人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』の作者・荒木飛呂彦氏の原画展「HIROHIKO ARAKI AN EXCLUSIVE MANGA EXHIBITION」IN FLORENCEが、6月28日からイタリアのフィレンツェで開催される。

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 『ジョジョの奇妙な冒険』は、週刊少年ジャンプで連載され、大人気を博している荒木氏の代表作。
ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーという2人の少年の出会いから始まるジョースター家の血縁と因縁を描く大河作品で、第1部から第8部まで部ごとに主人公が代替わりしていくという、独特の手法で描かれる。シリーズの累計発行部数は8,000万部以上。幅広い層から支持を受け、連載25周年となる2012年には仙台、六本木で原画展を開催した。

 今回の原画展は、通常一般には公開されていないグッチ所有の15世紀の歴史的建造物で、ブランド創設当初は工房としても使われていたという伝統的な建物で行われる。そもそも、2011年8月に月刊誌「SPUR」(集英社)で『岸辺露伴 グッチへ行く』に端を発した、グッチと荒木氏はコラボレートを行っており、それが今回の特別な場所での展覧会開催に至っているという。

 今回の展覧会では、東京でも展示された「ジョジョ日本八景」や、2013年1月~2月にかけて全世界のグッチ直営ショップのウィンドウを飾った描き下ろしのカラー原画など、近作を中心に約60点の作品を展示。日本を飛び出し、世界規模で人気を誇る“ジョジョ”。これまでにもフランス・パリでの個展など各地で作品展示されており、多くのファンが駆けつけることが予想される。

 原画展「HIROHIKO ARAKI AN EXCLUSIVE MANGA EXHIBITTION」IN FLORENCEは6月28日(金)~7月14日(日)までイタリア・フィレンツェで開催。
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