前作から3年ぶりとなる『秘密結社鷹の爪』シリーズの劇場最新作『鷹の爪GO~吉田、秘密結社やめるってよ(仮)~』。このたび、本作に大人気ゲーム『モンスターハンター4 』(以下『モンハン4』)の制作チーム原案による巨大ロボットが登場することが明らかになった。


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 『モンハン4』と『秘密結社鷹の爪』という、ジャンルも違えば作風も全く違う両者だが、実はこれまでも多くのコラボを果たしている。両者が最初にタッグを組んだのは、2010年に発売された、『モンハン』シリーズに登場するネコに似た 獣人族のモンスター・アイルーを主人公にしたゲーム『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』でのこと。アイルーの可愛らしさが女性にも受け、カプコンが「これをアニメに出来ないか」と『秘密結社鷹の爪』を手掛けるDLEにオファー。ゲームの発売とあわせてアニメ『モンハン日記 ぎりぎりアイルー村』のTV放送が実現した。同年10月には『モンスターハンターポータブル3rd』と『秘密結社鷹の爪』がコラボしたプロモーション映像が発表され、大きな話題となった。

 今回発表された巨大ロボットのイラスト画は、古代の土器や土偶、仏像からイメージされており、神々しさの中に凶悪さを兼ね備えたデザインとなっている。
まだストーリーは明らかにされていないが、このロボットは鷹の爪史上最大の敵のボスキャラと目されている。

 『モンハン4』の辻本プロデューサーは、「『モンハン4 』でもモンスターデザインを手掛けているクリエイターたちが、“本気で”好き勝手に楽しんで作ったデザインです。かっこよく仕上がっていると思います。結構がんばったので、鷹の爪団も『モンハン4』の宣伝をがんばってくれると期待しています!」とコメントを寄せる。

 また、鷹の爪シリーズの生みの親であり、最新作でも監督をつとめるFROGMANは「当初自分で悪役キャラクターとメカのデザインをしたらオオサンショウウオみたいになってしまい、これはマズイ、と。日本でモンスターと言えばこの人たち、カプコンの『モンハン4』 チームにお願いしました。
予想を超えるデザインの良さに、映画もバッチリ!最高の出来になりました!カプコンさん、あざーっす!」とのことだ。

 『鷹の爪GO~吉田、秘密結社やめるってよ(仮)~』は今秋より全国ロードショー