女優の堀北真希が、10月からスタートするフジテレビ系連続ドラマ『ミス・パイロット(仮)』に主演することが分かった。堀北が主演を務めるのは、NHKの『梅ちゃん先生』以来約1年ぶり、フジテレビ系連続ドラマ主演は『アタシんちの男子』以来、約4年ぶりとなる。


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 堀北が演じるのは、“女性パイロット候補生”。なぜか航空会社に就職できた手塚晴(堀北)が、超難関の大型旅客機パイロットを目指し、仲間や教官らと奮闘しながら成長していく姿を描く。今まで、男性パイロットやCAを主人公にした作品は多かったが、本作はこれまで描かれたことがない大型旅客機の女性パイロットを目指す候補生が主人公。航空ドラマ史上初の試みという点でも、この秋注目を集める作品となりそうだ。

 また、ANAの全面協力のもと、普段はカメラが入れない場所での撮影も予定されているので、今までにないリアルで迫力ある映像も見どころの1つ。さらには、キャストが着用する制服はANAのパイロットが実際に着用しているものと同じものを使用するため、キャストたちの本物と違わぬ制服姿にも期待が高まる。

 今回の起用にあたり、堀北は「えっ!? 私がパイロット!? という驚きの境遇です。パイロットという仕事の厳しさ、素晴らしさを通して、皆さんに元気と夢を届けられるよう頑張ります」と抱負を語った。

 プロデュ-サーの後藤博幸氏は「男性にとってパイロットは憧れの職業ですが、女性パイロットもいるということを知り、そこに夢を感じ、このドラマを企画しました。これがきっかけで、パイロットになりたい! という女性が増えてくれると嬉しい」とコメント。また、「私のイメージする女性パイロットは“強い女性”ですが、パイロットをより身近に感じてもらうため、あえて正反対の“女性らしい”イメージを持ち、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』で御一緒した堀北さんに演じてもらいたいと思いました」と堀北起用の理由も語った。

 東京・蒲田にある居酒屋の娘・手塚晴。
素直でウソがつけない性格が災いし、就職活動で受けた会社は全部不採用。万策尽きたとき、ANAの募集要項が目に入り、試験を受けてみることに。なんとか合格して女性パイロットへの道を歩むことになった晴だが、そこに予想を超えた厳しい訓練が待っていた…。

 航空ドラマ史上初の“女性パイロット候補生”が主役の『ミス・パイロット(仮)』は、10月よりフジテレビ系にて毎週火曜21時から21時54分放送。
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