SMAP草なぎ剛が天才漫画家・手塚治虫役を演じることで話題の『関西テレビ放送 開局55周年記念ドラマ 神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~』に、AKB48大島優子が、ヒロイン・小田町咲良役として出演することが決定した。

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 大島が演じるのは、出版社の漫画編集部に配属された新米編集部員・小田町咲良。
努力の本質を理解できていない現代っ子で、漫画を好きになれない咲良は、ひょんなきっかけで昭和48年へタイムスリップし、編集者アシスタントとして、手塚治虫の身近で仕事をする羽目に。しかし、猛烈な努力家であった“漫画の神様”と言われた手塚の姿を目の当たりにし、咲良の心情にも次第に変化が訪れる…という原作にはないドラマオリジナルの役を演じる。

 大島は、役作りのために髪を茶色から黒色へ、前髪も短く揃え、これまでとは違う一面を披露。衣装もタイムスリップした瞬間から、裾幅が広いワイドパンツや柄物に柄物を合わせるなどの昭和ルックとなって登場する予定だ。

 今回の起用について番組プロデューサーは、「昭和50年前後の手塚治虫の姿を現代の視聴者に橋渡しする重要な役を、大島優子さんが持ち前の明るさと笑顔で颯爽と演じてくれると思ったから」と話している。

 大役を任された大島は「時代を越えて愛されている作品を創った手塚さんの生き方に、ドラマを通して触れることができて嬉しい」とコメント。また、「容姿もさることながら、手塚さんの雰囲気や愛される人柄をしっかり表現されていて凄いと思った」と、ドラマ初共演となる草なぎの印象も語った。

 大島も絶賛する草なぎの容姿だが、トレードマークのベレー帽と黒縁メガネ以外に、体型については恰幅を良く見せるため、草なぎのアイデアでお腹の部分に綿を入れているのだという。何にでもこだわりを見せる草なぎらしいエピソードだ。

 そんな草なぎは大島について「アイドルと芝居の両方こなすというところで親近感がある。それと感覚的にとても優れているので、(役を)掴むのが早いと思った。この番組が上手くいくか、いかないかは優子ちゃん次第。
でも志も高く、精神力もあるから、多少のプレッシャーがあっても大丈夫。輝いている」とコメント。昭和ファッションについても「似合っていて可愛いし、優子ちゃんの魅力が出ていると思う」とベタ褒め。大島との共演を心から楽しんでいる様子。

 さらに今回、新たなキャストも明らかに。咲良の先輩編集者を田中圭岡田義徳、バーのママを麻生祐未、咲良をタイムスリップさせた謎の男を小日向文世が演じるほか、赤塚不二夫としてピースの又吉直樹が登場する。ほか、眞島秀和マギー浅利陽介、中村靖日、大竹浩一、松尾諭など個性的な面々が顔をそろえた。

 豪華競演で贈るスペシャルドラマ『関西テレビ放送 開局55周年記念ドラマ 神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~』は、関西テレビ・フジテレビ系にて9月24日21時より放送。
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