クリント・イーストウッドの名作西部劇を明治初期の北海道を舞台に置き換えリメイクした『許されざる者』のジャパンプレミアが2日、都内で開催され出演者の渡辺謙、佐藤浩市、柄本明、柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子、國村隼、滝藤賢一、小澤征悦、三浦貴大と李相日監督が参加した。
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会場となった東京国際フォーラムのホールAには、客席中央に巨大な花道が。
愛する子供たちのために1度は捨てた剣を再び手にする元武士を演じた渡辺は、「クリント・イーストウッドは、(自らが手掛けた本作の原作について)『こんな暗い映画、誰が見てくれるんだ? と思いながら撮ったんだ』と言っていました。僕らは神のように思っているクリントも、毎日迷いながら撮っていたんだなと思い、嬉しかったです」と、イーストウッドとの思い出を披露。
渡辺を佐藤演じる新政府の警察官との争いに誘い込む旧友の元武士を演じた柄本は、李組の常連。「監督とは3本目です。本当にしつこいですが、俳優として幸せな時間を過ごしました」と、吹雪の中での撮影を思い出したのか、淡々と語る。
渡辺と柄本に同行するアイヌの血をひく男を演じた柳楽は、「役も難しかったですが、この組に参加して、大先輩と一緒に過ごすことが出来た時間はかけがえのないものでした」と、渡辺や佐藤、柄本に感謝の視線。
剣士たちの武勇伝を書くため、場違いなごろつきだらけの宿場町にやってきた三文文士を演じた滝藤は、「でき上がった作品を見たら、完全に監督の手のひらで転がされていたと思うほど僕は良かったです」と語り、笑いを誘う。
そんな役者たちを嬉しそうに見つめていた李監督は、「暑い中、早い時間から並んでいただいた方は前の方の席だと思いますが、すごく見難いのではいかと今から心配です(笑)」と、観客を気遣った。
『許されざる者』は9月13日公開。(PG12指定)
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会場となった東京国際フォーラムのホールAには、客席中央に巨大な花道が。
場内が暗転すると、2階の客席に渡辺が突然登場し、席についていた観客からは大きな歓声が。1階に現れた佐藤、柄本、李監督と合流して花道に上がると、せり上がってきたオーケストラピットに待機していた他の7名が出迎えるというド派手な演出でスタートした。
愛する子供たちのために1度は捨てた剣を再び手にする元武士を演じた渡辺は、「クリント・イーストウッドは、(自らが手掛けた本作の原作について)『こんな暗い映画、誰が見てくれるんだ? と思いながら撮ったんだ』と言っていました。僕らは神のように思っているクリントも、毎日迷いながら撮っていたんだなと思い、嬉しかったです」と、イーストウッドとの思い出を披露。
渡辺を佐藤演じる新政府の警察官との争いに誘い込む旧友の元武士を演じた柄本は、李組の常連。「監督とは3本目です。本当にしつこいですが、俳優として幸せな時間を過ごしました」と、吹雪の中での撮影を思い出したのか、淡々と語る。
渡辺と柄本に同行するアイヌの血をひく男を演じた柳楽は、「役も難しかったですが、この組に参加して、大先輩と一緒に過ごすことが出来た時間はかけがえのないものでした」と、渡辺や佐藤、柄本に感謝の視線。
剣士たちの武勇伝を書くため、場違いなごろつきだらけの宿場町にやってきた三文文士を演じた滝藤は、「でき上がった作品を見たら、完全に監督の手のひらで転がされていたと思うほど僕は良かったです」と語り、笑いを誘う。
そんな役者たちを嬉しそうに見つめていた李監督は、「暑い中、早い時間から並んでいただいた方は前の方の席だと思いますが、すごく見難いのではいかと今から心配です(笑)」と、観客を気遣った。
『許されざる者』は9月13日公開。(PG12指定)
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