【関連】『キャプテンハーロック』小栗旬&三浦春馬インタビュー フォトギャラリー
松本零士ワールドの重要キャラクターである、キャプテンハーロック。彼に命を吹き込むこととなった小栗は「プレッシャーがなかったと言ったら嘘になりますね」と正直な感想を口にした。一方、ヤマ役で声優に初挑戦した三浦は「以前から声優の仕事をしてみたいと強く思っていたので、こんなに歴史のある、素晴らしい作品に関わることができてとても嬉しかったです」とニッコリ。「旬さんと芝居をする時に感じる緊張感や緊迫感が、声に出ているんじゃないかな。キャラクターや設定に当てはまるような、緊張感の中で演じることができたと思います」と振り返る。
ハーロックは、政府に反旗を翻しながらも、人類のために戦う“反逆のダークヒーロー”だ。原作の誕生から30年経ってなお、人々がハーロックに惹き付けられる理由を小栗は「ハーロックの持つ勇気」だと話す。「何か大きなものにチャレンジしていく力への憧れが、今、改めて強くなってきているんじゃないかと。ハーロックは、その象徴的なキャラクターだと思うんです。ハーロックは一人でも彼の戦いをやめなかっただろうし、その戦いの中でも多くを語ろうとはしない。僕もあの勇気には、憧れます」。
小栗旬、30才。三浦春馬、23才。『クローズZERO II』(09)での共演や、プライベートでも親交を深めてきた。「周りにたくさんのクルーが集まってくるという光景は、旬さんとリンクする部分がある」とハーロックと小栗を重ね合わせた三浦。「旬さんの周りには、いつも賑やかな仲間がいて。旬さんは、真面目な話も面白い話もできる。色々な色を持っているから、面白いなと思うんです」と真っ直ぐな瞳で話す。小栗も「精神的にも肉体的にも、どんどん成長してたくましくなってきている」と三浦の成長を喜ぶなど、さりげなく2人の間に流れる信頼感が何とも心地よい。
三浦は「声優への挑戦は、すべてが良い経験になった」という。小栗が、三浦に感じるたくましさ。
そして三浦が「真面目な話も、面白い話もできる」といったように、真剣に芝居の話をしながらも、小栗は自らの展望を“麻雀”に例え出した。「人から聞いた話でめちゃくちゃ面白いなと思うことがあって。麻雀って、上手い・下手と、強い・弱いがあるという話になって。上手いから強いわけでもないし、下手だから弱いわけでもないんですよね」と分析。「芝居もそういうところがあるなと考えると、自分は『下手だけど、強ければ良い!』というところを目指そうかなと。
チャレンジ精神を忘れず、確固たる足取りで役者道を歩む小栗旬と三浦春馬。ぜひ、ハーロックの世界で彼らの男気にも触れてほしい。(取材・文・写真:成田おり枝)
『キャプテンハーロック』は9月7日より3D・2D同時上映。
![【Amazon.co.jp限定】ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~ *Blu-ray(特典:主要キャストL判ブロマイド10枚セット *Amazon限定絵柄) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Nen9ZSvML._SL500_.jpg)
![【Amazon.co.jp限定】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 豪華版Blu-ray(描き下ろしアクリルジオラマスタンド&描き下ろしマイクロファイバーミニハンカチ&メーカー特典:谷田部透湖描き下ろしビジュアルカード(A6サイズ)付) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Y3-bul73L._SL500_.jpg)








