23日、毎年有望なアイドルを輩出してきた「日テレジェニック」のメンバー発表会見が行われ、『アイドルの穴2013~日テレジェニックを探せ!』MCのドランクドラゴンの塚地武雅と今野杏南もが登場した。

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 公開オーデションや日本テレビ系地上波番組『アイドルの穴2013~日テレジェニックを探せ!』などを通じた視聴者の投票で、候補生99名から徐々に絞りこまれてきた「日テレジェニック」の候補たち。
いよいよ迎えたこの日の結果発表では、最終候補者8名から選ばれた6名の合格者が発表された。

 第1位に選ばれたのは、末永みゆ。「本当に名前を呼ばれると思っていなくて、心の準備ができていなかったんですけれど。1位で通過することが出来て…通過じゃないね、合格することができて本当にうれしいです」と涙声。魔法使いキャラで勝ち抜いてきた末永、「魔法キャラが…キャラじゃなくて魔法使いを全力で出していったり、いろいろなことがありました。これ、現実ですよね?本当にコメントとか考えていなくて」と慌てふためいていたが、最後には「クルルンクルルンクルルンポン、みんなありがとう!」といつものペースに戻り、ファンにお礼を言った。

 第2位の古野あきほは、日テレジェニック3回目の挑戦。「番組の途中まではずっと1位でしたが、2位で日テレジェニックになることが出来ました。感謝の気持でいっぱいです。この3年間、ずっとここに立つ夢を見ていましたが、やっとこの光景を見ることが出来ました。長かったですね」と、笑顔が浮かぶ。

 第3位に選ばれたのは、浜田由梨
「最初から1位で日テレジェニックになりたいと言ってきたので正直悔しいところもありますが、私の上にいるのがこの2人で良かったなと思いました。この結果は絶対に無駄にしないので、これからは皆さんを素敵な景色のところに連れていけるように、もっともっと頑張ります!」とファンに決意表明。「まさか、みゆゆ(末永みゆ)が1位になんて(笑)。始まる前は、由梨ちゃん、絶対に1位になってねと言ってきたのに」と末永に苦言を呈すれば、末永からは「でも、ちょっとしょうがないですね(笑)」と余裕の切り返しも。

 第4位には、母と妹と一緒に福岡から始発でやって来たという弓道少女キャラの権藤葵。「福岡では『アイドルの穴』は放送していないので、日テレオンデマンドで欠かさず見てくれました。本当に感謝しています。ジェニック取ったよ!」と、家族や親戚にお礼。「控室が本当に暗くて、お昼ごはんの時も皆最後の晩餐みたいな顔で…本当にうれしいです!」と、緊張から一転した喜びの気持ちを語った、

 第5位に選ばれたのは、巨乳キャラの黒田万結花。「今回が2度目の挑戦でした。前回から3年経って、この壇上に立つことが出来ました。毎日が勉強で、失敗もいっぱいありましたが、皆が面白い、応援するよと言ってくれるのが嬉しくて、今までの人生で一番濃い半年でした」と答えながら、目には涙が。
残り2枠となった控室の雰囲気を聞かれると、「もう2度と味わいたくない…」とだけ答えた。

 最後に選ばれたのは、号泣しながら登壇し、いきなり泣き崩れた日野麻衣。「待っている間、無理なんじゃないかと思っちゃたこともあって。でも、今までいろいろな人が応援してくれて。みんなのおかげでここに立てたと思っています。最後に山川ひろみちゃんと内野未来ちゃんが残されて、すごく複雑な気持ちになりました。選ばれなかった93人の候補生の分まで一生懸命頑張ります!」と、嬉しさの中にも選ばれなかった同期生に対する複雑な思いも語った。

 改めて喜びを噛み締めた6人の前には、『アイドルの穴』MCの2人、ドランクドラゴンの塚地武雅と昨年の覇者でもある今野杏南が登場。『アイドルの穴』が初MCの塚地は、「過酷な体当たりのこういう番組は、なかなか無いですよ。これを経験すれば、今後の芸能生活でも強くやっていけると思います」と、6人に太鼓判。「ただ、『日テレジェニック2013』の肩書でバラエティやドラマで展開していくと、1枠減るので。僕もライバルとして、負けじとグラビア活動に力を入れたいと思います!」というライバル宣言に、会場は笑いに包まれた。
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