『眠れる森の美女』のオーロラ姫に呪いをかけた悪い魔女マレフィセントに続き、『101匹わんちゃん』の悪女=クルエラを中心に沿えた実写映画が米ディズニーによって製作されることが明らかになった。

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 今回の実写版は原題が『Cruella』であるように、『101匹わんちゃん』でダルメシアンの子犬たちを毛皮にしようと狙うクルエラ・デ・ヴィルを中心に物語が展開する予定。


 現在、クルエラ以外の登場人物や筋書き、キャスティングなどの詳細は不明だが、『プラダを着た悪魔』(06)や『幸せへのキセキ』(12)などの脚本を手掛けたアライン・ブロッシュ・マッケンナが脚本を担当するほか、『ベッドタイム・ストーリー』(09)のアンドリュー・ガンと共に製作総指揮も務めるとのこと。

 本作の基となる『101匹わんちゃん』は1996年にディズニーが実写映画を製作しており、日本では『101』のタイトルで公開、グレン・クローズがクルエラを演じた。そのグレンも本作に製作総指揮として参加するという。

 ディズニーは現在、ケネス・ブラナーの監督により『シンデレラ』の実写版を製作中だが、アンジェリーナ・ジョリーがマレフィセントを演じる『Maleficent(原題)』は既にポスプロに入っており、2014年7月の公開を予定している。

 最近はディズニーに限らず人気アニメーションや童話の実写映画化が進んでいるが、その勢いは今後加速しそうだ。
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