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『クロコーチ』は、リチャード・ウーとコウノコウジの原作によるクライム・サスペンス。
この日の会見に出席したのは、長瀬智也、剛力彩芽、東幹久、金子賢、渡部篤郎。(予定されていた香椎由宇は体調不良で欠席)
3年振りのTBSドラマ主演となる長瀬は、役にピッタリのワイルドな角刈り姿で登場。「僕自身も3億円事件には興味があり、今から10年以上前にここにいる渡部さんとのドラマで犯人役を演じさせていただきました。こうやって再び3億円事件に関わるドラマに出演することが出来て、何か繋がるものを感じています」と、事件との意外な因縁を告白。「黒河内は悪徳刑事ですが、ヒーローだと思って毎日演じています。これを見てくれた方たちに、倍返しではなく御恩返しができるようにと思っています!」と意気込みを語った。
カッコイイ刑事役に憧れていたという剛力は、「3億円事件と聞いても、そんな事件があったような気がするという程度しか知りませんでしたが、今回あらためて調べさせていただきました。清家はとても正義感が強い女の子ですが、彼女が悪徳刑事の黒河内さんとコンビを組むことによって、刑事としても人としても成長する姿を見ていけたらいいなと思います」と、世代を感じさせるコメント。バディとなる長瀬の印象を聞かれると、「普段はいつも笑顔ですが、演技に入った時の真剣な表情との差がすごいんです。このドラマはけっこう重いシーンが多いのですが、合間にいろいろな楽しい話をしてくださるので、本当に楽しく撮影をさせていただいています」と語る。
長瀬との会話について聞かれると、「家族の話が多いですね。
この日の会見のために用意された3億円の札束を前に、もし3億円があったならと聞かれ、「パッと思いついたのは、ばら撒く! 3億円をばら撒けることはまず無いじゃないですか? ばら撒けるほど手にすることもないじゃないですか? ちょっとやりたいですね」と答えた長瀬。フォトセッションが始まると、「頂きます!」と宣言して取材陣に向かって札束をバラ撒き始め、その一部を内ポケットに入れようとするサービスも。フラッシュが光る中、必死で1万円札を回収するスタッフの顔が凍りつく一幕もあった。
『クロコーチ』はTBS系にて10月11日22時より放送開始。初回は85分スペシャル。