「世界で最も影響力のある100人」でお馴染みの海外雑誌タイム誌より出版された「“実在しない”最も影響力のある100人」に、『ハンガー・ゲーム2』(12月27日公開)のヒロイン、ジェニファー・ローレンス演じるカットニスが選ばれた。

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 今年4月に発売した同誌の「最も影響力のある100人」にジェニファー自身も選ばれているため、本作にとっては主演キャラクターのカットニスとジェニファー・ローレンスのダブル選出。
タイム誌では、「カットニスはスーパーヒーローではなく、罠や弓矢を使う狩が得意なただの少女。彼女は革命家でもなければ、貧しい故郷を虐げる富豪たちを嫌っていたわけでもない。 ただ、彼女が望んでいたのは、飢えている家族を守りたかっただけ。そして、彼女はそのためなら何でもする…。16歳には重すぎる使命を彼女が背負った瞬間、ティーンはカットニスに夢中になった」とカットニスの魅力について書いている。

 原作の熱狂的ファンだったジェニファーは、当時20歳でカットニス役を手に入れたが、役より実年齢が上だったためキャスティングは賛否両論を呼び、大好きなカットニス役から降板させられるのではないかと怯えていたそう。しかし彼女はカットニス役を見事に演じ切り、前作の『ハンガー・ゲーム』の世界興行収入を総額約7億ドルへと導いた。海外雑誌エンターテイメント・ウィークリーでジェニファーは、「この役は私にとって特別なの」と語っている。

 そのほかに選ばれた「“実在しない”最も影響力のある100人」には、不朽の名作『風と共に去りぬ』『怒りの葡萄』『オズの魔法使い』などのキャラクターから、ジャンルを超えて活躍するララ・クラフト、スーパーマン、ドラキュラなどが選出された。

<「“実在しない”最も影響力のある100人」一部を紹介>
・『インディ・ジョーンズ』/インディアナ・ジョーンズ
・『風と共に去りぬ』/スカーレット・オハラ
・『サイコ』/ノーマン・ベイツ
・『トゥームレイダー』/ララ・クラフト
・『007』/ジェームズ・ボンド
・『ドラゴン・タトゥーの女』/リスベット・サランデル
・『ゴッドファーザー』/マイケル・コルレオーネ
・『タクシードライバー』/トラヴィス・ビックル
・『オズの魔法使い』/ ドロシー・ゲイル
・『怒りの葡萄』/トム・ジョード
・『ザ・シンプソンズ』/ホーマー・シンプソン
・『華麗なるギャッツビー』/ジェイ・ギャツビー
・『ハンニバル』/ハンニバル・レクター
・キング・アーサー
・ロビン・フッド
・アラジン
・ピーターパン
・スーパーマン
バットマン
・ドラキュラ
・ターザン
メリー・ポピンズ
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