孫悟空の声優として知られる野沢雅子が18日、都内で行われたデジタルカードゲーム「ドラゴンボールヒーローズ 邪悪龍のミッション」記者発表会に出席し、今月13日に94歳で亡くなった漫画家・やなせたかしさんへの思いを語った。

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 やなせさんとは番組で共演したことがあるという野沢は「色々な病気をされて、色々なところを切っているのに、そういったことを微塵も出さず、健康そのもので明るくふるまっていたのでビックリしました」と突然の死去に沈痛な面持ち。
やなせさんが92歳のころ、とあるパーティーで自作の歌を歌っていた姿を「ものすごくお腹から声が出ていて、役者も見習わなければと思うくらいだった」と振り返り「『アンパンマン』もすぐに世に出たわけではなかったけれど、それに対して辛いと言う事はなく、とても前向きでした。そういう意味では、辛いと思わずに修業をつんでいる悟空と同じだなと思う」と故人を偲んだ。

 「ドラゴンボールヒーローズ」は鳥山明氏の人気コミックをベースにした、デジタルデータとカードゲームが融合した累計出荷枚数2億枚突破のデジタルキッズカードゲーム。11月中旬より稼働する「邪悪龍のミッション」は、「ドラゴンボール」すべてのシリーズを冒険できるストーリーとなり、これまで未収録だった少年時代の悟空が活躍するエピソードも収録される。

 この日、孫悟空のコスプレ姿で登場した吉木りさは「アニメ好きにはなくてはならない神作品。悟空はカッコいいし、逞しいし、強敵に立ち向かう一生懸命さが好き」と『ドラゴンボール』愛を炸裂させ「着心地は最高。スカウターが吹き飛ぶくらい戦闘力もアップしているはず」と悟空の成り切りに大満足の様子だった。

 「ドラゴンボールヒーローズ 邪悪龍のミッション」は11月中旬より全国にて稼働
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