中島知子が、31日、東京・シネマート新宿で行われた主演映画『ハダカの美奈子』の完成披露試写会に、原作者で本作にも出演する美奈子、主題歌を歌うRaychell、森岡利行監督とともに出席した。

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 本作は、テレビ朝日系『痛快!ビッグダディ』で一躍時の人となった美奈子と6人の子供たちの現在、そして未来が描かれた大ヒットベストセラー本の映画化。
主人公の美奈子役に今年芸能界に復帰したばかりの中島と、美奈子の長男シオン役にフジテレビ『テラスハウス』に出演中の菅谷哲也、そして長男シオンの婚約者・松岡由香里を本作の原作者、美奈子が演じるなどキャスト陣にも注目が集まっている。

 緊張した面持ちで登場した中島は「番組(痛快!ビッグダディ)も拝見していて美奈ちゃんのファンでしたし、実在の人物を演じるということで緊張しました。今もドキドキしてます」とコメント。原作者の美奈子は「自分の本が映画になるということだけで夢のようだったのに、中島さんが自分を演じてくださったことはさらに夢のよう。完成した映画の中の中島さんは素敵でした」と映画が完成した喜びとともに中島の演技を絶賛。さらに、本作で映画デビューも果たしたことに対しては「本当に素敵な体験で、ちょっとハマってしまいました。面白そうなので挑戦していきたい!」と女優業に興味を示すと、森岡監督は「うちの舞台に出演してもらいたい!」と美奈子にラブコールを送っていた。

 本作は現在から10年後の美奈子とその家族を描いているが、この設定に対し美奈子は「私自身の10年後がこの映画ではリアルに感じられて面白かったですが、子供たちの10年後はさらにリアルに感じられました。なにより役者さんもみんな子供たちに似てるんです!長女の夢がそのまま叶っていたり、長男の情けなさもよく出てます(笑)」と太鼓判。実際に10年後の美奈子を演じた中島は「美奈ちゃんは女として、母ちゃんとしてナウな人。そんな人物を演じるのは難しいことでした。6人の母親どころか、私は子供もいないので演じていて迷路に入ってしまったので、自分は監督に身を任せていくしかなかった。
そこがうまくいったか皆さんに判断してもらうしかないですね」と役作りへの苦労を明かした。

 イベント後に囲み取材に応じた中島は「私の体当たりシーンがありますが、ほんまに見てください!見てくだはったら分かります(笑)」と関西弁で自身のセクシーシーンについて言及。「監督や照明の方がすごくこだわってくださったので、本物の25倍くらいキレイに見えるように撮ってもらいました」と照れながらも「出来は150点満点!」と自信たっぷり。続けて「(交際中の)彼氏にも観てもらいたいですね。でも、遠距離はろくなことにならないので戻って来てもらいたい!」と現在遠距離恋愛中の彼にメッセージを送った。

 さらに美奈子も「(前夫・ビッグダディは)観てくれると思います。チケットを送ろうかな」と話し、「人生は何があるかわからないので(復縁の)可能性は0ではないですね。尊敬もしてますし」と復縁については否定しなかった。
 
 映画『ハダカの美奈子』は11月9日より全国ロードショー。
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