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レイフは、不吉な恐怖がのしかかってくるような感覚に襲われ、真夜中に汗だくで目を覚ましてしまうことも多々あるそうで、自分の人生が心配になって眠れなくなってしまうのだという。
「ものすごい不安症状に襲われるんだ。何かと心配事が頭を満たして早朝に目が冴えちゃって、それが何かも分からないんだけど、巨大な不安定感みたいな漠然とした感覚がするんだよ。無意識なんだけど、存在することに対する恐怖なんじゃないかな。奇妙なトワイライトゾーンさ」と告白。続けて、「僕たちは自分の人生は計画できるもので、その順番は管理できるものだと思っているけど、実際にはそんなこと不可能なんだよ。全ては紙一重で、その下には大混乱が潜んでいるのさ。『こんなことが自分にいつ起こってもおかしくないじゃないか!』って思うもんさ」。
さらにレイフは、その不安のために、新しい人と知り合う時にもぎこちなさを感じてしまい、相手が何を言っているかに集中できないのだと英版Esquire誌に説明している。「会話中にボーっとしていたり、遠くを見つめたりしているって人に言われるんだけど、実際に僕は不安に感じている時にそうする傾向があるんだ。だから社交の場ではどうしていいか分からなくなったりすることがよくあるし、そういう時は黙り込んじゃうんだよね」。
また、レイフの一番の後悔は『シンドラーのリスト』への出演で有名になる前に母親が他界してしまったことなのだという。「ちょうど『シンドラーのリスト』が公開されるところで、僕が注目をたくさん集め始めた頃に母がガンで他界してしまったんだ。