驚愕のバイオレンスがHDリマスター復刻！『ありふれた事件』公開決定＆ポスター解禁

2013年12月28日(土)00:00

驚愕のバイオレンスがHDリマスター復刻！『ありふれた事件』公開決定＆ポスター解禁

　世界中の映画ファンを驚愕させたベルギー発異色バイオレンス『ありふれた事件』がHDリマスターで復刻。1994年日本初公開以来、実に20年ぶりのリバイバル上映が決定し、2014年版ポスターも解禁された。

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　1992年、カンヌ国際映画祭で注目された本作は、ベルギーの若き精鋭たち（レミー・ベルヴォー、アンドレ・ボンゼル、ブノワ・ポールヴールド）によって製作された伝説的バイオレンス映画。犯罪、暴力、そして殺人…モノクロ映像で展開する“フェイク・ドキュメンタリー”仕立ての独特の撮影手法は、のちに『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『パラノーマル・アクティビティ』などの作品に大きな影響を与え、日本でも熱狂的ファンを獲得している。

　また、本国ベルギーでは公開当時、『氷の微笑』『リーサル・ウェポン3』を凌ぐ驚異的ヒットを記録。その後、アメリカのサンダンス映画祭やニューヨーク映画祭などでも上映され、2大巨匠クエンティン・タランティーノ監督（『パルプ・フィクション』『キル・ビル』）とブライアン・デ・パルマ監督（『キャリー』『ブラック・ダリア』）からも大絶賛の声が寄せられた。

　良心の呵責も感じす平然と人を殺し、盗みを働き、女を犯す冷酷な男、ベン。殺人、強盗を職業とする彼の生き様をドキュメタリーにしようと、3人の映画クルーが密着撮影を続けていた。だが、罪を重ねる一方で、哲学を語り、詩を詠み、ピアノを嗜む、その不思議なカリスマ性に魅了された撮影クルーは、記録する側から共謀者へと一線を踏み越えて狂気に走る。

　『ありふれた殺人』は2014年3月1日より、シアター・イメージフォーラムにてレイトショー公開。

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