累計1100部突破の同名人気コミックを実写化した映画『寄生獣』の完成報告記者会見が30日、第27回東京国際映画祭開催中の六本木で開かれ、染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、監督の山崎貴監督が登壇。「原作の持っているパワーは奥深いものがあって、芝居が上手な人を口説き落としてやってもらうのが良いと思って、今回のキャスティングになった」と山崎監督が言うように、オールスターキャスト出演の大作映画となった。
【関連】染谷、東出、橋本らが登壇した『寄生獣』完成報告記者会見<拡大写真>
特に主人公・新一のクラスに転校してきたパラサイト高校生・島田を演じた東出については「人知を超えたイケメンにやって欲しかった。爽やかなイケメンが寄生獣であるという、その存在自体がオチ」と起用の狙いを明かしながら「凄く真面目にきっちり役に取り組んでくれて、撮影中はホテルに戻っても気持ち悪い笑顔を練習していたという話を聞いた」とその熱心ぶりを紹介。
当の東出は「複雑な思いです」と苦笑いしつつも「(撮影中は)気持ち悪いと思われたい願望があったので、染谷君に“気持ち悪かったよ”と言われたときは嬉しかったし、おいしかったと思った」とキモ芝居への手応えを語り「(ホテルでは)“やあ、やあ”と部屋で一人やっていましたね」とキャラ作りへの情熱を伺わせた。
また、自らの顔を割って人間を捕食するパラサイト女教師・田宮役を務めた深津については「可愛らしくて優しい女性のイメージがあるけれど、舞台を見ると“黒・深津絵里”もいる。それを世の中に紹介したかった」と熱弁。すでに完成版を観たという深津は、自身の顔割れ映像に「抵抗はまったくなかったです。むしろもっと割れろと、欲が出てきた」と満更でもない様子で「映像でしか出来ないので楽しかった。本当に気持ち悪いですけど、意外と似合っていたのでは?と自分では自画自賛しています」と照れ笑いを浮かべていた。
そして主演・新一として座長を務めた染谷は「面白くて魅力的なプロジェクトだと思って、引き受けた。プレッシャーはないのかと聞かれるけれど、魅力的な原作を映画化できるのは強みであり、大きな武器。大船に乗った気持ちで頑張った」と微塵の不安も覗かせず、完成に胸を張った。
映画『寄生獣』は11月29日全国公開、『寄生獣 完結編』は2015年4月25日全国公開。
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特に主人公・新一のクラスに転校してきたパラサイト高校生・島田を演じた東出については「人知を超えたイケメンにやって欲しかった。爽やかなイケメンが寄生獣であるという、その存在自体がオチ」と起用の狙いを明かしながら「凄く真面目にきっちり役に取り組んでくれて、撮影中はホテルに戻っても気持ち悪い笑顔を練習していたという話を聞いた」とその熱心ぶりを紹介。
当の東出は「複雑な思いです」と苦笑いしつつも「(撮影中は)気持ち悪いと思われたい願望があったので、染谷君に“気持ち悪かったよ”と言われたときは嬉しかったし、おいしかったと思った」とキモ芝居への手応えを語り「(ホテルでは)“やあ、やあ”と部屋で一人やっていましたね」とキャラ作りへの情熱を伺わせた。
また、自らの顔を割って人間を捕食するパラサイト女教師・田宮役を務めた深津については「可愛らしくて優しい女性のイメージがあるけれど、舞台を見ると“黒・深津絵里”もいる。それを世の中に紹介したかった」と熱弁。すでに完成版を観たという深津は、自身の顔割れ映像に「抵抗はまったくなかったです。むしろもっと割れろと、欲が出てきた」と満更でもない様子で「映像でしか出来ないので楽しかった。本当に気持ち悪いですけど、意外と似合っていたのでは?と自分では自画自賛しています」と照れ笑いを浮かべていた。
そして主演・新一として座長を務めた染谷は「面白くて魅力的なプロジェクトだと思って、引き受けた。プレッシャーはないのかと聞かれるけれど、魅力的な原作を映画化できるのは強みであり、大きな武器。大船に乗った気持ちで頑張った」と微塵の不安も覗かせず、完成に胸を張った。
映画『寄生獣』は11月29日全国公開、『寄生獣 完結編』は2015年4月25日全国公開。
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