2015年に放送されるテレビ東京開局50周年特別企画ドラマスペシャル『永遠の0』の撮影が遂にクランクアップを迎えた。“3夜放送”という大規模の本作は、11月11日~13日に行われた鹿児島県鹿屋市のロケをもって約5ヵ月の長期間に渡る撮影がすべて終了。
そして12日には、ロケ地にも使われた“かのやばら園”にて、健太郎役の桐谷健太と、慶子役の広末涼子がトークショーを開催し観客に向けてドラマの見どころなどを語った。

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 鹿屋市のロケでは、健太郎と慶子が、祖父である宮部久蔵(向井理)が特攻に飛び立った“鹿屋航空基地”を訪れるシーンと、宮部が特攻に行く様子を見届けた通信兵・村田(竜雷太)に会いに行くシーンを撮影。冬の気配を感じる肌寒い風が吹く中、鹿屋市内の慰霊塔のある平和公園にてクランクインを迎えた。

 5ヵ月にも及ぶ撮影の中、秋から現場入りした“現代パート”の2人。桐谷は「みなさんは夏からずっと撮影をやっていて、すごく大変な思いをしたと思います」とスタッフの苦労を労う。そして、「オールアップがこういう場所なので本当に静粛な気分になりますが、みなさんと一緒にできて楽しかったです。お姉ちゃんが、涼子ちゃん(広末)で良かったです」と言葉を続ける。

 広末は「平和を願う気持ちを精一杯込めて演じさせて頂きました。役者陣はもちろんのこと、スタッフみんなで精一杯作った作品です。次の世代の子供たちに戦争を味わわせないように。そして明るい未来を作ってもらえるように。そんな風にみなさんに見て頂けたら嬉しいなと思います」と心境を吐露。
「あと、弟が桐谷さんで良かったです!」とコメント。姉弟仲・チームワークの良さを感じさせた。
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