1月17日公開の『スパイ・レジェンド』、1月30日公開の『ドラフト・デイ』。主演は、『スパイ~』がピアース・ブロスナン、『ドラフト~』がケヴィン・コスナーという大御所の2人だ。
【関連】『スパイ・レジェンド』『ドラフト・デイ』場面写真
ピアース・ブロスナンは5代目ジェームズ・ボンドとして興行的にも大成功を収め、一方のケヴィン・コスナーは『アンタッチャブル』や『ボディガード』が有名で、初監督作『ダンス・ウィズ・ウルブス』ではアカデミー賞作品賞と監督賞を受賞と、輝かしいキャリアを誇っている。『ドラフト・デイ』の宣伝担当者は「ケヴィン・コスナーは『ボディガード』で日本でも広く認知されたので、50代以上の男女にはファンがいますが、20代や30代の若い世代にはあまり知られていない現状があります」と述べ、『スパイ・レジェンド』の担当者も、「日本では若い人にはあまり人気があるとは言えませんが、年齢層が高めの方にはやはり人気があります。ジェームズ・ボンド役の俳優というイメージが大半です」と口にする。
では、アメリカでのブロスナンとコスナーの人気はどうなのだろうか。
「コスナーは、2012年の主演ドラマ『宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ』が高視聴率を樹立し、エミー賞で主演男優賞を受賞したのをきっかけに復活した気がします。その後、2013年に『マン・オブ・スティール』、2014年には『エージェント:ライアン』、『ラストミッション』に出演。待機中の作品として、実在する陸上チームを描いた、ディズニーの『McFarland, USA(原題)』、製作と出演を兼ねた『Black and White(原題)』が控えるなど、人気再燃の兆しもみられます」。
「007シリーズの5代目ジェームズ・ボンド役だったブロスナンが、13年ぶりにスパイ映画に挑戦したという、多くの映画ファンが持つピアース・ブロスナン=スパイというイメージ、いわばハマリ役に近い形での映画出演が復活の理由だと考えられます」との担当者の言葉にあるとおり、2015年はオーウェン・ウィルソンと共演する主演スリラー『The Coup』を筆頭に4作品が待機し、テレビ映画の制作も控える。
「やはり、ブロスナンは5代目ジェームズ・ボンド役として『007』シリーズを興行的な面でも復活させた立役者であり、多くのファンを有しています。そこは大きいですよね」(『スパイ・レジェンド』宣伝担当者)。
「『ドラフト~』のアイヴァン・ライトマン監督は、主人公サニー役はケヴィン・コスナー以外には考えられなかったと話しています。脚本は当初、30代半ばの男性主人公を想定して書かれていましたが、ライトマンは彼の持つアメリカ的誠実さ、これまでの出演作、特にスポーツ映画での彼の存在感などを思い浮かべ、コスナーこそサニーに相応しいと感じたそうです。また、製作スタッフはコスナーの独特の親しみやすさを絶賛しています。このように、典型的なアメリカ人のイメージを持ち、親しみやすさのあるところが、ケヴィン・コスナーの強みではないかと思います」(『ドラフト・デイ』宣伝担当者)。
根強いファンが多いブロスナン、仲間から慕われているコスナー。過去に強烈な印象を残し、興収も期待できる彼らの需要は急上昇中。日本の若年層での人気復活は厳しいだろうが、高齢化社会の日本ゆえ、ある意味、彼らの人気は安泰かもしれない。
この2人の名前を見て、何か気づかないだろうか。そう、かつて一世を風靡していながら、気付けば脇に回ることが多くなり、活躍が目立たなくなっていた。そんな2人が、ここにきて見事復活し、主演作が続々と控えている。なぜ2人の人気は再燃し始めたのだろうか。
【関連】『スパイ・レジェンド』『ドラフト・デイ』場面写真
ピアース・ブロスナンは5代目ジェームズ・ボンドとして興行的にも大成功を収め、一方のケヴィン・コスナーは『アンタッチャブル』や『ボディガード』が有名で、初監督作『ダンス・ウィズ・ウルブス』ではアカデミー賞作品賞と監督賞を受賞と、輝かしいキャリアを誇っている。『ドラフト・デイ』の宣伝担当者は「ケヴィン・コスナーは『ボディガード』で日本でも広く認知されたので、50代以上の男女にはファンがいますが、20代や30代の若い世代にはあまり知られていない現状があります」と述べ、『スパイ・レジェンド』の担当者も、「日本では若い人にはあまり人気があるとは言えませんが、年齢層が高めの方にはやはり人気があります。ジェームズ・ボンド役の俳優というイメージが大半です」と口にする。
では、アメリカでのブロスナンとコスナーの人気はどうなのだろうか。
「コスナーは、2012年の主演ドラマ『宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ』が高視聴率を樹立し、エミー賞で主演男優賞を受賞したのをきっかけに復活した気がします。その後、2013年に『マン・オブ・スティール』、2014年には『エージェント:ライアン』、『ラストミッション』に出演。待機中の作品として、実在する陸上チームを描いた、ディズニーの『McFarland, USA(原題)』、製作と出演を兼ねた『Black and White(原題)』が控えるなど、人気再燃の兆しもみられます」。
「007シリーズの5代目ジェームズ・ボンド役だったブロスナンが、13年ぶりにスパイ映画に挑戦したという、多くの映画ファンが持つピアース・ブロスナン=スパイというイメージ、いわばハマリ役に近い形での映画出演が復活の理由だと考えられます」との担当者の言葉にあるとおり、2015年はオーウェン・ウィルソンと共演する主演スリラー『The Coup』を筆頭に4作品が待機し、テレビ映画の制作も控える。
ここまでの復活を遂げるのには、それ相応の魅力がなければいけないだろう。そんな彼らの強みとは?
「やはり、ブロスナンは5代目ジェームズ・ボンド役として『007』シリーズを興行的な面でも復活させた立役者であり、多くのファンを有しています。そこは大きいですよね」(『スパイ・レジェンド』宣伝担当者)。
「『ドラフト~』のアイヴァン・ライトマン監督は、主人公サニー役はケヴィン・コスナー以外には考えられなかったと話しています。脚本は当初、30代半ばの男性主人公を想定して書かれていましたが、ライトマンは彼の持つアメリカ的誠実さ、これまでの出演作、特にスポーツ映画での彼の存在感などを思い浮かべ、コスナーこそサニーに相応しいと感じたそうです。また、製作スタッフはコスナーの独特の親しみやすさを絶賛しています。このように、典型的なアメリカ人のイメージを持ち、親しみやすさのあるところが、ケヴィン・コスナーの強みではないかと思います」(『ドラフト・デイ』宣伝担当者)。
根強いファンが多いブロスナン、仲間から慕われているコスナー。過去に強烈な印象を残し、興収も期待できる彼らの需要は急上昇中。日本の若年層での人気復活は厳しいだろうが、高齢化社会の日本ゆえ、ある意味、彼らの人気は安泰かもしれない。
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