俳優ケヴィン・コスナーが、映画『ボディガード』で共演した故ホイットニー・ヒューストンの娘ボビー・クリスティーナ・ブラウンが意識不明の状態で発見され、病院搬送後も危篤状態にあることを心配するコメントを発した。

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 2012年に他界したホイットニーの葬儀でスピーチしたケヴィン。
ボビー・クリスティーナがホイットニーの時と似たような状況で発見され、危篤状態にあることを知り「当然ながら悲しかった」とPeopleにコメント。「あの家族は今、大きなストレスを抱えている。とてつもない大きなストレスをね」と、ホイットニーの前夫で歌手のボビー・ブラウンら、ボビー・クリスティーナの家族を心に掛けた。

 「まったく信じられないよ。彼女の無事を願う」と厳かに述べたそうだ。

 ボビー・クリスティーナは現地時間1月31日、米ジョージア州の自宅の浴室の浴槽で意識を失っているところを夫ニック・ゴードンに発見されたと伝えられた。
病院に搬送されたボビー・クリスティーナは現在、医療行為により生じた昏睡状態にあるという。

 奇しくも、ホイットニーは約3年前の2012年2月11日、ビバリーヒルズのホテルの浴室で亡くなっている。ケヴィンは新作のPRでテレビ番組に出演した際にホイットニーを回顧し、「『ボディガード』でホイットニーにヒロインを演じてほしかったが、それが大胆なことだったとは思いもしなかった」と語ったという。

 「僕にしてみれば全く大胆な行動ではなかった。彼女は僕が会ったどの女性よりも魅力的だった」。当時はホイットニーを配役したことにスタジオ側から反発を受けたという。
だが、映画のバックボーンとなったボディガードと有名歌手の報われない恋愛を、意識的に黒人女性と白人男性の異人種間の恋愛にしたわけではなかったそうだ。「彼女にキスしたくない人がいるとは思えなかったからね」と理由を説明したという。