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ドラマ版『美少女戦士セーラームーン』は、TBS系列で2003年10月から2004年9月まで放送されていた。本編は全49話。放送終了後には、オリジナルビデオとして愛野美奈子を主人公にした前日談『Act Zero.』、そして、主人公・月野うさぎと地場衛を中心に最終回から4年後の姿を描いた『Special Act.』も発売された。
物語の筋書きは初代アニメと同じく、セーラー戦士とダーク・キングダムの戦いが基本線となっている。ただ、演出上の都合から変身後のみそれぞれの髪の色が異なっているほか、細かな設定や性格にも若干の違いはみられる。また、実写版独自の設定として、うさぎの相棒である猫のルナがセーラールナとして活躍したり、セーラーマーキュリーがダークマーキュリーとして、セーラー戦士と一時的に敵として対峙するエピソードも。
今からおよそ12年前の作品ということで、細かな部分を見ると携帯電話が古かったりと、時間の流れを感じさせる描写もたくさんあるのだが、何より注目したいのはそのキャストたちだ。セーラーマーズこと火野レイを演じる女優の北川景子や、セーラージュピターこと木野まことを演じるモデル・安座間美優など、現在の芸能界で活躍するそうそうたる面々も集結。また、セーラールナ役にはグラビアやバラエティなどで活躍する小池里奈、杉本彩が敵役のクインベリルを演じているなど驚きも多い。
また、放送からしばらく経過した今も、セーラー戦士だった5人は頻繁に交流を図っているという。
いまだ衰えぬどころか、この先ますます加速しそうなセーラームーンの盛り上がり。DVD‐BOXなども発売されているので、漫画やアニメとはひと味ちがった実写版の魅力を、この機会に味わってみるのもいかがだろうか。