『ジャングル・ブック』や『美女と野獣』、『ピノキオ』など過去にアニメ映画として公開した作品の実写化を進めている米ディズニーが、ジェームズ・M・バリーの原作をベースに、1953年にアニメ化した『ピーター・パン』の実写版を製作するという。

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 「Variety」によると、日本では劇場未公開だった1997年のディズニー実写・アニメ混合作品『ピートとドラゴン』のリメイクでメガホンを取ったデヴィッド・ロウリーが監督を務めるという。
ロウリーは、先のリメイクと映画『セインツ‐約束の果て‐』で脚本を共同執筆したトビー・ハルブルックスと共に、『ピーター・パン』実写版の脚本も兼任するそうだ。

 『ピーター・パン』の実写化はこれまでに、米ソニー・ピクチャーズのもとスティーヴン・スピルバーグ監督、ロビン・ウィリアムズ主演で、大人になったピーター・パンを描いた『フック』、米ワーナー・ブラザースのもとジョー・ライト監督、ヒュー・ジャックマン出演で、ピーター・パン誕生秘話を描いた『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』がある。

 ディズニーでは先に挙げた作品以外に、アンジェリーナ・ジョリー主演『マレフィセント』の続編、『ダンボ』、『101匹わんちゃん』の悪役クルエラ・ド・ヴィルを主人公にした『Cruella De Ville(原題)』など、ディズニー・アニメで親しまれてきたキャラクターの実写映画企画が多数進行している。
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