4月も後半に入り、間もなく5月。新入社員として、社会に出た人たちにとっては、良くも悪くも挑戦の日々が続いているのではないだろうか。
慣れないことへのストレスから中には早くも「こんなはずじゃなかった」とブルーになっている人もいるはず。そこで、今回は信念を持って仕事に打ち込む、カッコイイ女性が登場する海外ドラマを紹介。下降中の気持ちに“喝”を入れてくれるかもしれない。

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 まずは、“憧れの職業”の代名詞ともいえる「弁護士」が活躍する『殺人を無罪にする方法』。主人公のアナリーズ・キーティングは、現役の敏腕弁護士でありながら、大学で犯罪学を教えるカリスマ教授でもある。アナリーズは、優秀な5人の学生をインターンとして雇い、自身の担当する事件で無罪を勝ち取っていく術を教えていく。

 受けた依頼は、どんな手段を使っても無罪に導くという強い信念と姿勢が、働く女性を中心に支持されており、日本でもDVDの発売と同時に虜になったという人が続出している。作中でアナリーズが放つ言葉にハッとさせられることも多く、「上司も同僚も嫌なヤツばっかり」と思っている人は考え方が変わる刺激的な作品になるはずだ。

 ちなみに、アナリーズを演じているヴィオラ・デイヴィスは、第67回エミー賞において、アフリカ系アメリカ人女優として史上初のドラマ・シリーズ部門の主演女優賞を受賞。私生活では3児の母でもあり、信念を貫くカッコイイ女を地でいく女性でもある。 弁護士に並んで、“憧れの職業”の印象が強いのが医者だ。『クレイズ・アナトミー』の主人公であるメレディス・グレイは、優秀な外科医として活躍する女性。
医者として仕事に対する努力を惜しまないだけでなく、母親として妻として葛藤しながらも前に進んでいく。そんなメレディスは、働く女性の共感を生むと同時に、憧れの女性像として全米の支持を集め、演じているエレン・ポンピオは全世界の一般視聴者がインターネットで投票するテレビ・映画・音楽の祭典「ピープルズ・チョイス・アワード」において本年度の“お気に入りのテレビドラマ女優”で3回目の受賞を達成した。

 海外ドラマの定番ともいえる刑事ものでは、多数の敏腕女性刑事が活躍中。『キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿』のケイト・ベケットは、世界一の国際都市ニューヨークで日々、凶悪犯罪と闘っている。捜査チームを率いるリーダーシップと美貌を兼ね備えたケイトは、まさに“できる女”という印象だが、特殊な能力が使える訳でも特別何かが秀でている訳でもない。相棒を務める、セレブ作家のキャッスルと、時には監視カメラの映像を全部チェックしたり、容疑者を追跡したりと地道な努力の積み重ねで事件を解決へと導く。大きな成果を生む前に何が必要なのかを教えてくれる作品だ。

 仕事と人生は切り離せないもの。充実した仕事、引いては素敵な人生を送るために、海外ドラマからヒントを得てみるのもいいかもしれない。

 海外ドラマ『殺人を無罪にする方法 シーズン1』、『グレイズ・アナトミー シーズン11』はDVDレンタル中&発売中。価格は『殺人を無罪にする方法』が各4700円(税抜)、『グレイズ・アナトミー』が各10000円(税抜)。『キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン6』は、5月11日よりDVDレンタル&発売開始。
価格は10000円(税抜)また、各作品デジタル同時配信。
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