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第一章の第1話で、塔から落ちて下半身不随になってしまったブラン。主要キャラクターが次々と死んでしまう『ゲーム・オブ・スローンズ』で、第七章まで生き残れるとは思っていなかったそうで、「今、生き残っているキャストたちは(製作局の)HBOにまだ雇われていることに安堵しています。プロデューサーから電話がかかってきて『君、もういなくなるから』といつ言われるかと、いつもドキドキしてるんです(笑)」と、心情を吐露。第五章には1話も登場しなかったブラン。「出演についての電話がかかってくるという当日、僕は学校にいて『ああ、とうとうブランは殺されるんだ~』とビクビクしてたんだけれど、実際には第五章のみ出演がなかっただけで、本当にホッとしました」。
歩くことができないブランは、世話をしてくれていた馬丁のホーダーなど周囲の人に運んでもらうしかないが、現在180cmという高身長のアイザックを運ぶのはかなり大変。「背が伸びてからは背負ってもらっても足が地についちゃうから、ソリで運ぶことになったんです。でもホーダーが亡くなり、その後ブランを運んでいるのはミーラという小柄な女の子。僕が重くて彼女はソリを引くことができないから、ブランのダミー人形を作って運んでるんですよ」と、撮影裏話を明かしてくれた。「新しいシーズンが始まるたびに、共演者たちは僕の背が伸びたことに驚いています。番組が始まった頃は小さかったから」と、自分の成長を振り返るアイザック。
昨年来日したスターク家の次女アリア役のメイジー・ウィリアムズや、長女サンサ役のソフィー・ターナーと仲が良いというアイザックだが、彼女たちとの共演シーンはほとんどない。「(北アイルランドの)ベルファストで撮影が行われる時は同じ場所にいるので、『今日会おう』とメールをし合ってます。一番仲が良いのはトメン・バラシオン役のディーン(=チャールズ・チャップマン)で、彼とはしょっちゅう夜に出かけたりしてます」と、18歳らしい笑顔で教えてくれた。
日本に詳しい友達から、日本で行くべき場所を教えてもらい、リストを作ったというアイザック。「モンスターカフェ、ハリネズミカフェ、皇居、浅草、明治神宮などに行きました。原宿は本当に人が多いですね!」と日本を満喫したようだ。(取材・文:清水久美子)
『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』は、スターチャンネルにて毎週月曜10時より日米完全同時放送中。また、「スターチャンネル オンデマンド」でも日本最速配信中。